ホーム | コラム (ページ 57)

コラム

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

東西南北

 15日の統一地方選でボルソナロ大統領が惨敗したことは昨日付本面でも触れたが、大統領前夫人のロジェリア氏も、リオ市議選でわずか2034票しか集められず落選。また「アサイ販売人のボルソナロ氏の幽霊職員」として話題を呼んだヴァル・ド・アサイ氏もアングラ・ド・レイス市の市議選に出馬したが、たった266票で落選した。さらに、ボルソナロ大 ...

続きを読む »

《記者コラム》「黒船」CNNブラジルの裏幕は誰か?

CNNブラジルの試聴サイト(https://www.cnnbrasil.com.br/ao-vivo)  最近、グローボTV局の看板キャスターが次々に画面から消えていることを不審に思っている読者も多いだろう。どこへ消えたのか――。実はその大半はCNNブラジルに行き、「グローボもどき」になっている。移籍報道を読むと「待遇の悪さから ...

続きを読む »

東西南北

 15日に行われた統一地方選。コロナ禍ということで、感染爆発を恐れて投票拒否を行う人が出ることは事前に予想されたが、この日の不投票率は23%を記録したという。これは過去20年間の選挙ではワースト記録だ。選挙期間中は、それまで順調に下がっていたコロナの感染者や死者が再び上昇に転じた州が少なくない。サンパウロ市でもしばらくは「減少」 ...

続きを読む »

知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(20)

《資料》アメリカの日本への最後通告「ハル・ノート」  当時のアメリカのハル国務長官の名前で彼が日本に突き付けた文面であったのでこの名前がついた。実際に、ハル・ノートを作成したのは、ハリー・ホワイトで、コミンテルンのスパイであったといわれている。その内容の一部を要約すると、「3項-日本は中国及びインドシナから一切の軍隊と警察を引き ...

続きを読む »

東西南北

 明日15日はいよいよ統一地方選の投票日だ。投票所に人が群がることでコロナウイルスの感染を気にする人も少なくはないだろう。だが、選挙高裁はすでに「コロナ禍を恐れることは、国民の投票義務回避の理由にはならない」との見解を示している。選挙当日、発熱その他のコロナの兆候を示すものがあって投票に行かない場合は、投票が行われてから60日以 ...

続きを読む »

東西南北

 15日はいよいよ全国市長・市議選だが、ぶっそうなニュースも飛び交っている。それは「候補者の命が狙われている」というもので、サンパウロ州などで候補者襲撃が相次いでいる。サンヴィセンテ市では11日朝、市長候補のソランジェ・フレイタス氏(民主社会党・PSDB)とスタッフが乗った車に4発の銃弾が浴びせられたが、防弾車だったために難を逃 ...

続きを読む »

《記者コラム》今年の米国大統領選より厳しかった伯国の2014年

ジウマ氏とアエシオ氏(Agencia Brasil)

 当選確実が発表されるのに5日間かかった今年の米国大統領選に関し、「歴史上稀に見る大接戦だった」「米国を2つに分断する選挙」であったかのように言う人もいる。  それは、敗れたトランプ氏がバイデン氏の投票を訴えて食い下がっていることで、そういう印象が生まれやすくなっているところがある。とりわけ、日本のネトウヨたちが同じくバイデン氏 ...

続きを読む »

知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(19)

中国の排日運動と協調外交の挫折  1925年頃、中国には各地に私兵を抱えた軍閥が群雄割拠していた。孫文は国民党を創設し、その後を継いだ蒋介石は、各地で軍閥と戦い、全国統一を目指した。  1928年、蒋介石は、北京を押さえて中国を統一したかにみえたが、不完全で、地方の軍閥は統一されず、地方に残存していた。日本が権益を持つ満州は、満 ...

続きを読む »

東西南北

 ボルソナロ大統領に「政界のミック・ジャガー」という、ありがたくないあだ名がつけられはじめている。世界的なロックスター、ミック・ジャガーはサッカーのW杯で応援するチームがことごとく負けるジンクスで有名。それに似ているというのだ。ボルソナロ大統領もここまで、アルゼンチン、ボリビア、ベネズエラ、イスラエル、イタリア、そして米国と、自 ...

続きを読む »

死者を悼む気持ちはどこに?

大統領が「また勝った」と記載した事を伝える10日付G1サイトの記事の一部

 9日夜、国家衛生監督庁(Anvisa)が中国製の新型コロナワクチン「コロナバック」の治験中断を命じた事で、10日のブラジルはそのニュースでもちきりとなった。  新ワクチンの開発時、特に最終段階の治験で重篤な事態が発生して中断される事はままある。だが、今回の中断は当局が当事者からの説明を聞く期間が過ぎる前、しかも当事者への通達も ...

続きを読む »