コラム
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抗体検査キットで「救世主」を探せ!
先日、2017年1月14日放送「NHKスペシャル MEGA CRISIS 巨大危機~第3集「ウイルス“大感染時代”~忍び寄るパンデミック~」をたまたまインターネットで見て、戦慄を覚えた。 3年前の
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□コロナ禍緊急日誌□
4日(土)昼、自宅で電話にでたら、「葬儀保険の申し込みをしませんか。月々39レアルで、いざという時には…」という宣伝文句を流す録音音声だった。来週か再来週には感染爆発が起きても不思議はないというタイ
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東西南北
「ネット上の人気に支えられている」との印象の強いボルソナロ大統領だが、リオ連邦大学とサンパウロ社会政治財団が行った調査によると、ツイッター上で行なわれている大統領支持のコメントのうち、半分以上の55
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□コロナ禍緊急日誌□
2日午後、ある県人会事務局から編集部に電話があり、「県庁に送った荷物が中々届かない。一体どうなっているのか」という問い合わせがあった。郵便局関係者に聞くと、現在、ブラジルに限らずどこの国でも航空貨物
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『余は至高の総統なり』訳出終了=刊行までに横たわる数々の難題=パラグァイ在住 坂本邦雄
厚かましくも自分の非力を顧みず、故アウグスト・ロア・バストス氏(1917年―2005年)の『Yo el Supremo=余は至高の総統なり』(1974年)の邦訳に、長らく挑戦していた。 だが、この
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東西南北
労働者党(PT)と民主社会党(PSDB)は、ボルソナロ氏当選前まで、熾烈な政権争いを繰り返してきたライバル同士だが、今回のコロナ騒動で歩み寄る姿が話題になっている。それは、ドリア・サンパウロ州知事(
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ウイルスはどこから来たのか=サンパウロ市在住 遠藤永観
「人間も自然の一部」の文明に還ろう――世界中の人々が毎日、戦々恐々としている。 にもかかわらず、大自然を現わしている神は愛深い目で人々を見ている―――去る3月8日、ある団体での式典で日本の代表者が
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墓穴を掘りつつあるボルソナロ大統領
ボルソナロ大統領が就任以来最大の危機に立たされている。世界中で新型コロナウイルスの危機と恐怖が広がる中、「隔離政策による感染防止」に猛反対し、「何があろうが経済活動を止めてはならない」との主張を続け
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大耳小耳
3月31日の政見放送では従来のような強硬な反隔離政策は唱えなかったものの、依然として強い反感を呼んだボルソナロ大統領。翌1日の「エイプリル・フール」は、ツイッター上で「ボルソナロデー(ボルソナロの日
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見直される靴を脱ぐ日本の習慣=問い直されるあいさつの抱擁=聖市在住 佐藤フランシスコ紀行
世界保健機関(WHO)の3月29日データによると、イタリアの新型コロナウイルスの感染者数9万2472件、死亡者数1万23人、米国の10万3321件、死亡者数1668人と比較すると、日本の1693人、