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2004年

日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(6)=渡米者の層が変わった=NYに30万人が集中

4月13日(火)  アメリカ合衆国ニューヨーク市は、祖国を離れて海外に暮らすブラジル人の多くが集中する。約三十万人が夢、人生の好機、仕事を求めて、この街にやって来た。三年間、アメリカへ移住したブラジル人七百人を調査、今年三月、著書「ブラジル・フォーラ・デ・シ(ブラジルの外のブラジル)」で結果を報告するサンパウロ総合大学(USP) ...

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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(5)=人の流出、政治面からも=南北両半球、格差大きく

4月9日(金)  ◆移住の政治的理由◆  満場のマラカナン・スタジアム――。この人数は毎年、ブラジルを後にする労働者の数と一致する。ここ五年間で海外移住者数は三三%増加、現在、二百万人以上のブラジル人が海外で暮らしていると、ブラジル外務省は発表している。  ただし、祖国を見捨てて海外に飛び立つ目的が、いつもお金とは限らない。サン ...

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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から(4)=治安、地域によって大差=米国、大都市は魅力ない

4月8日(木)  ◆短期が長期へ◆  ブラジルの不安定な経済と失業率は、人々に海外へ住む欲望を起こさせる。セルジオ・ペサーニャさん(二七)とダニエレ・レヴィコヴィッツさん(二六)夫婦は二〇〇三年五月、故郷チオ・サンを後にして、アメリカへと向かった。「きっかけは、僕がダラスの新聞社で働くための紹介状を手にした途端、妻と二人して失業 ...

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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(3)=カナダへ移民7千人=高い税金、生活費が悩み

4月7日(水)  ◆極寒の地で◆  二年余り前、ヴェリジアーナ・モンテイロ・ステックさん(二七)は、カナダへ旅立とうと決意した。トロント市に住んでいた当時の恋人で、現在の夫のもとへ、ブラジリアから転がり込んだ。「自分が成長するような新たな目的が欲しかった。仕事に疲れていたし、カナダはすべての扉が開かれているような気がしていた」と ...

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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(2)=永住権の取得難しい=イタリア、職求め長期滞在

4月6日(火) ◆先祖の国◆  イタリアもポルトガル同様、かつてはブラジルに労働力を送り込み、今は、後に倍の数の親族を呼び寄せる伊系ブラジル人を受け入れている。在ローマ・ブラジル総領事館のマリア・エジレウザ・フォンテネーレ氏によると、約六万人のブラジル人がイタリアに住んでいるらしい。  ラテン系の文化に生活を助けられるが、その国 ...

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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(1)=ポルトガルは親戚だが必ずしも歓迎しない

4月3日(土)  一九九一年、日本で創刊され、現在、葡語版六万部、西語版二・五万部の発行数を誇る週刊紙インターナショナル・プレス(村永卓也代表取締役)。愛知、静岡、群馬などデカセギ労働者が多く居住する地域に支局を置き、日本、ブラジルをはじめ世界の時事ニュース、デカセギの実態など在日ブラジル人らが抱える様々な問題を提起している。デ ...

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100周年「箱モノ」プラン(4)=アルモニア学園 高校部棟新築

4月3日(土)  サンパウロ市近郊のサンベルナルド・ド・カンポ市にある学校法人アルモニア学園は幼稚部、小学部、中学部、高校部と順調に発展してきており、旧学生寮を使った既存の校舎では足りなくってきているため、高校部棟を新築する計画を持っている。  遅々として進まない文協の日伯学園構想に業を煮やした、故渡辺次雄館長の発案で学生寮を学 ...

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100周年「箱モノ」プラン(3)=サンパウロ日本館17階ビル

4月2日(金)  東京都に住む天野鉄人さんの発案で、宮崎県人会を通して提出された。述べ床面積約一万四千平米、十七階建てのビルを、リベルダーデ広場近くに建設し、文協、県連、老人クラブ、囲碁・将棋クラブ、料理クラブ、社交ダンス、カラオケ・クラブなどの日系団体が手軽に利用できるスペースを設ける。  日伯学園のような教育施設や、できれば ...

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日本の若者ブラジルで将来を模索(終)=佐々木弘文さん(27)=お寺、檀家ないのが理想=「来たい人が来ればよい」

4月2日(金)  午前六時に寺に入り、六時半から七時半まで座禅を組む。八時半まで朝課(朝のおつとめ)でお経を詠む。朝食をとり、十二時まで資料作成や行事の打ち合わせなどの雑務。昼食後も雑務、午後七時から座禅、午後八時から講義、午後九時には帰宅する。休み無く日々の仏道に邁進する佐々木弘文(二七、青森県出身)の仕事は、曹洞宗南米別院仏 ...

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デカセギ子弟=教育の現場から(下)=学力不足 深刻…=高校進学者「10人に1人」

4月2日(金)  語学相談員として愛知県で教育現場を見つめてきた半田エウザ美登利さんは、一九九三年にも県の技術研修員として日本で過ごした。宿泊先だった国際留学生会館で色々なイベントがあった折、公立学校の教師らと話をする機会があり、その時にデカセギ子弟の教育問題を初めて知り、興味を持った。  「ブラジルでは七歳で小学校に入学するが ...

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