ホーム | アマゾン川 関連記事 (ページ 12)

アマゾン川 関連記事

身近なアマゾン(44)――真の理解のために=移民100周年にあたり=朽ちた人、移住地忘れまじ

2007年5月18日付け  □あとがき  アマゾンを中心として、各地での経験を文章にしてみた。以下は、本稿を終わるにあたって、筆者がブラジル全域を回っていての感想だ。こうしてブラジル国内をあちこち旅していると、各地で活躍する日本人に接する機会がある。彼らの全てが日本から移民として、この土地に渡ってきた人たちとその子弟たちといえる ...

続きを読む »

大耳小耳

2007年5月16日付け  いよいよアマゾン地域でもYOSAKOIソーラン祭りが行われる。今まではサンパウロ市やパラナ勢が中心だったが、これからはまさに全伯規模だ。西部アマゾン日伯便りによれば、来月三日には「ヨサコイソーラン祭り」がマナウスの西部アマゾン日伯協会で開催される。ヨサコイ以外にも日本文化の紹介、アニメ上映、日本食販売 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

2007年5月16日付け  キナリーという植民地があった。西部アマゾンのまた西、アクレ州都リオブランコ郊外に作られた日本人植民地だ。五九年から十三家族が入植したが、当初の目的だったゴムは失敗、後続はなく、数年後にはそのほとんどが同地を離れた。  当時のリオブランコは人口二万人。ベレンまで船で四十日、それからアマゾン川を二カ月かけ ...

続きを読む »

アマゾン5日間の旅=アルファインテル=豪華船で観光を

2007年5月5日付け  【既報】アルファインテル南米交流は、アマゾン豪華船クルーズを企画、参加希望者を募っている。実施は来る八月一日から五日までの五日間。マナウス市内およびアマゾン川、ソリモンエス川流域を観光する。  同社によれば、乗る船は、世界二十九カ国に拠点を持つスペインのイベロスター・グループがアマゾン川遊覧のために建造 ...

続きを読む »

身近なアマゾン(36)――真の理解のために=忘れ得ぬセナの輝き=それはブラジルの輝き

2007年3月22日付け  いつまでも輝き続けるブラジルの星(2)  翌日のニュースでの正式発表では、この日昼夜併せて十八時間に二十六万人が棺に手を合わせたそうだ。しかし、結局最も大事な肉親との別れの時間は三十分だけ、だった。  数年前の、タンクレード・ネーベスという、軍政以降最初の民政になって、初めての国民直接選挙で選ばれた大 ...

続きを読む »

身近なアマゾン(32)――真の理解のために=日本語を話した?カワウソ=すごく笑いがこみあげて来た

2007年3月8日付け  □アマゾンのカワウソは「ウッソー」と鳴いた(2)  今回採集に訪れたアマゾン川のブラジル領域中流の町テフェで、偶然知り合ったブラジルのアマゾン自然保護研究機関INPA(インパ)の職員をしてる青年がいた。偶然、彼はペイシェ・ボイ(マナティ)の保護活動に従事しているのだそうで、「私の勤めるこの町の研究所に十 ...

続きを読む »

身近なアマゾン(28)――真の理解のために=モンテ・アレグレの壁画から=古代日本人の移住を思う

2007年2月17日付け  □インディオと日本人〔モンテ・アレグレの壁画から〕  アマゾン河中流、アマゾナス州の州都マナウスとアマゾン河口の町ベレンのほぼ中間にサンタレンという町があるのは以前の章で述べた。その対岸の山奥で、逃亡奴隷の隠れ部落が見つかった、という話を前回した。  この土地でまた別の話題が沸騰した。この地方はアマゾ ...

続きを読む »

身近なアマゾン(27)=真の理解のために=肥沃な土地であるがゆえに=自給自足生活が営める

2007年2月9日付け  □キロンボという地名を知っていますか□  ポルトガル語にキロンボという単語がある。  ブラジルがまだポルトガルの植民地であった一五〇〇年代中頃、植民地経営維持に不足した労働力として、アフリカから連れて来られた奴隷のある者が主人(というのか、当時は人間扱いではなかったので所有者なのか)から逃げ出して、隠れ ...

続きを読む »

身近なアマゾン(25)――真の理解のために=コロンビアとの国境近くで=知人の訃報をきく悲哀

2007年1月19日付け  □夜空を見上げて月に想う〔ネグロ川上流のインディオ部落にて〕(1)  現在、アマゾン川支流ネグロ川上流のまた支流のイサナ川に来ている。もう後しばらく上流にゆけば、コロンビアに届いてしまう地域だ。  ヨーロッパ人は別として、恐らく日本人でこの地域に入ってきた探検採集人は私が初めてだろうと思い〔とうとうこ ...

続きを読む »

東西南北

2007年1月17日付け  地下鉄四号線工事を請け負った企業連合が、セメントなどの資材を節約した企業に賞金を支払っていたと、匿名の技師二人が証言した。例えば五〇〇万レアルを浮かした企業は五〇万レアルを受け取っていたという。建設技術基準は満たしていたが、節約量によっては、安全性に問題が生じていた恐れがあると話している。       ...

続きを読む »