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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(174)=完結

 それから三年後、ローランジアで黒澤和尚から厳しい密教の指南を受け、印可状(認可証書)を授かった中嶋和尚は、サンパウロの東洋街の東の端に小さな『聖真寺』(架空)を創建、新しい宗派『聖宗』(架空)を開いた。 『ポルケ・シン』食堂を逃げ出し、修行に出た『聖観音』は、誤ってサンパウロ市の北を流れるチエテ河に落ち、漂流しているところをサ ...

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日本移民99周年を祝う=移民の日=白寿迎えた日系社会=今年もサンパウロ市で先駆者慰霊

2007年6月17日付け  六月十八日、ブラジル日系社会は九十九年目の移民の日を迎えた。サンパウロ市では今年も十八日にあわせ、サンゴンサーロ教会、イビラプエラ公園開拓先没者慰霊碑、文協大講堂で慰霊行事を実施。先人の苦闘と功績に思いをはせた。今年は月曜日だったことから、サンパウロ市以外にも近郊、国内各所で週末にかけて記念の行事が行 ...

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日本文化の継承戦略とは―――百周年以後の日系社会はどうあるべきか―――□「樹海」拡大版□=「移住は壮大な実験」=12世誕生への心構え

2007年1月1日付け  四百年前の山田長政の試みは歴史の泡と消え、のちの世になんの痕跡も残さなかった。どうしたらブラジルでは、その二の舞を演じずにすむのか──。ニッケイ新聞は「日本人にとって移住は、日本国開闢以来の文化継承の壮大な実験だ」との観点から、日系社会の日々の変貌と取り組みの記録を残すと同時に、その分析を心がけてきた。 ...

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神戸=日伯協会が80周年=28日に記念セレモニー=「国立海外日系人会館」実現を

2006年10月28日付け  外務省最古の外郭財団法人の一つ、日伯協会(本部=兵庫県神戸市)が今年八十周年を迎えるにあたり、本日二十八日、移民船が出航したメリケンパークにある海洋博物館で記念セレモニーが招待客約二百人を集めて行われる。  ニッケイ新聞の取材に対し、西村正理事長は「国立海外日系人会館の二〇〇八年完成が当面の最大の課 ...

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「失われた日本がここに」=松林監督、講演で熱弁

2006年10月18日付け  「戦後六十年、日本は思慮深さも思いやりもない国になっております」。ブラジル日本都道府県人会連合会創立四十周年を記念し、森繁久弥主演の社長シリーズなどで有名な松林宗恵監督(86)は十二日午後、ブラジル日本文化協会で「日本人の心を語る」をテーマに講演した。  記念大講堂を埋めた一千人以上の聴衆を前に、俳 ...

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〝歌姫〟ひばりの思い出とともに=「日本人の心の歌」チャリティーショー=千三百人が感動の渦に

2006年8月19日付け  〃昭和の歌姫〃美空ひばりの歌をもう一度――。文協記念大講堂で二十日、美空ひばりのデビュー六十周年を記念したチャリティーショー「日本人の心の歌」(中矢レナート実行委員長)が開かれた。ひばりの名曲をコロニア歌手が歌いあげた会場にはこの日、千三百人が駆けつけ、満員の客席は感動の渦に包まれた。  同チャリティ ...

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日本語、福祉、農業、野球・・=今年も青年・シニアボランティア到着=JICA

2006年7月11日(火)  国際協力事業団(JICA)の第二十二回日系社会青年ボランティア十人と、日系社会シニアボランティア十四人がこのほど着聖した。一行は現在、サンパウロ市内で研修中。十三日に任地へ移動する。  今回着任した青年・シニアボランティアは次の通り。(カッコ内は配属先、職種、出身県) 【日系社会青年ボランティア(第 ...

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過去振り返り、将来へ=文協=移民の日法要に700人

2006年6月21日(水)  日本移民九十八周年記念開拓先亡者追悼大法要が十九日午後一時半から、ブラジル日本文化協会記念講堂で行われ、約七百人が開拓先駆者に思いを馳せた。  ブラジル日本文化協会、釈尊讃仰会、ブラジル仏教婦人連盟、ブラジル日本都道府県人会連合会の共催。  壇上に設置された「開拓先亡者之霊位」を前に、釈尊讃仰会の木 ...

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慰霊碑法要=高齢者対象にバス3台=県連「多くの人に参拝を」

2006年6月2日(金)  W杯や他日系団体との調整不足で日程が二転三転した県連主催の「日本移民九十八年開拓先亡者追悼法要」が六月十九日に行われることを受け、松尾治県連会長、仏教連合会の佐々木陽明会長、大江田晃義仏連事務次長が先月三十一日来社、コロニアに参拝を呼び掛けた。  今年は初めて、高齢者(介添人含む)を対象にバスを三台準 ...

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実行委員会設立を決定=百周年協会理事会=「加速の年」へ対応なるか=4月に総会、役員選挙も

2006年3月21日(火)  実行委員会発足――。ブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)は十八日、定例理事会を開いた。〇五年度会計、〇六年度予算、および活動計画が報告、承認された。行事、事業を円滑に進めるため、十二の団体、個人からなる実行委員会が設立。役員選挙が行われる総会は四月二十九日に開催されることが確認され、原田 ...

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