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水野龍 関連記事

108年目の移民の日しめやかに=文協で開拓先没者慰霊法要=「煩悩や数珠と同じ数。もう一周?」

法要で挨拶する尾畑導師

 最初の移民船「笠戸丸」がサントス港に到着してから108年――朝から日伯司牧協会によるサンゴンサーロ教会での慰霊ミサ、県連主催の先没者慰霊碑前の法要に続き、午後からブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)とブラジル仏教連合会(コレイア教伯会長)による「開拓者先亡者追悼法要」が同大講堂で行われた。今年は18日が週末土曜日だったこと ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(4)

サンパウロの移民収容所、ずらりと2段ベッドが並ぶ様子(『南米写真帳』)1921年、永田稠著、発行=東京・日本力行会)

 この移民収容所は一八八七年に創設されたもので、一世紀にわたって六〇カ国余から移住者を受け入れてきた。もともと、移住者は奴隷の代わりに労働者として受け入れられていた。ところが、奴隷解放を謳った「アウレア法」が施行されると、奴隷は使用人になり、農場主は給金を支払わなければいけなくなった。その対策として移住受け入れが盛んになるのだが ...

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掛け橋協がリオ資料展=30日から3日間、宮城で

中沢会長と宮村副会長

 日伯友好掛け橋協会(中沢宏一会長)は30日から3日間、サンパウロ市の宮城県人会館(Rua Fagundes,152, Liberdade)で「19世紀の日伯関係とリオデジャネイロ」と題して展示会と講演を行なう。 「若宮丸漂流民」「榎本武揚のリオ寄港」を題材とし、写真や詳細を掲載したパネルが30枚展示される。開場は30日午後2~ ...

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水野龍航海日誌が移民史料館へ=聖―バストス間で共有調印=脇山陸軍大佐の軍服も共に

航海日誌を持つ(左から)ペレイラ市長、呉屋会長、森口運営委員長

 山中三郎記念バストス地域史料館に展示されていた「水野龍の航海日誌」と「脇山甚作退役陸軍大佐の軍コート」が、サンパウロ市のブラジル日本移民史料館と共同所有されることになった。12日、バストス日系文化体育協会(ACENBA)で調印式が行なわれ、両館の代表者が出席。2点の移民史料は今回の調印により、保存に難があると言われてきた山中史 ...

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軽業師竹沢万次の謎を追う=サーカスに見る日伯交流史=第14回=意外なところにラモンの消息

日本帝国サーカスのエピソードが書かれたカラチンガ教会サイト

 鈴木南樹の記述によれば、ブラジルの竹沢万次は息子「東郷ラモン」に「Circo Imperial Japones」(日本帝国サーカス)一座を引き継いだ。ネットで検索するうちに、その消息が意外なところで見つかった。 ミナス州都ベロ・オリゾンテから東に300キロほど離れたカラチンガのカトリック教会サイトの歴史頁(15年11月29日参 ...

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池田さん日系初の会員に=科学芸術歴史文学アカデミー

2月28日の入会祝賀会の様子

 元連邦警察所長の池田マリオさんが先月28日、「ブラジル科学芸術歴史文学アカデミー(Abrasci – Academia Brasileira de Ciencias, Artes, Historia e Literatura)」に日系人として初入会を果たした。 連邦直轄区裁判所(TKDFT)サイトに掲載された昨年2 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(67)

 マリオさんは、日本移民史の研究家でもある。だから、祖父の家は史跡として保存する目的もあった。筆者は、その家を訪れてみたが、当時の移民の暮しを知る上で、非常に参考になった。 外観は小さな感じだが、中に入ると広く、部屋数も多く、住宅としては申し分ない造りであった。当時の移民の暮らしを実感できた。煉瓦づくり、白壁という構造ではなく、 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(65)

伊予の放蕩児とカフェー景気 アサイの主作物の一つであった綿は、戦後、採算が芳しくなくなった。政府の為替政策の影響で、輸入品の農薬の価格が上昇したためである。それに代わって景気が出たのが、もう一つの主作物カフェーだった。 すでに何度か触れたことであるが、カフェーは、終戦の年から1950年代にかけて、世界的に需要が上昇した。「戦争が ...

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五木ひろし=34年ぶりの公演に観客熱狂=「また来ます」再会誓う=35曲歌い上げ涙のラスト

名曲を熱唱したコンサートの様子

 「また帰ってきます」―歌手五木ひろしの34年ぶりの慈善コンサートが、21日の昼夜2回、サンパウロ市のアニェンビー国際会議場大ホールで行われた。これまで噂されては何度も頓挫し、幻の来伯公演となってきたことを知る当地ファン5千人(合計)は大興奮。35曲を歌い終えると、感動のあまり再会を誓う言葉が自然に口をつき、涙をこぼしながらの終 ...

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秋篠宮両殿下=パラナで入植百周年を祝賀=クリチバのMONで式典=南伯3州の日系人と交流も

記念式典でお言葉を述べる秋篠宮さま

 【既報関連】ご来伯中の秋篠宮同妃両殿下は30日、パラナ州クリチバを訪れた。市内の日本広場を視察し、クリチバ日伯文化援護協会では南伯3州の日系人とご懇談の機会を持った。またオスカー・ニーマイヤー美術館(MON)で行なわれた、外交120周年とパラナ州日本人入植百周年の記念式典にも出席された。 30日午前にサンパウロを発たれた両殿下 ...

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