ホーム | PT 関連記事 (ページ 40)

PT 関連記事

《ブラジル》最高裁がラヴァ・ジャット容疑の政治家に大甘判断=カブラル夫人やPP議員含む

 18日、最高裁の第2小法廷がラヴァ・ジャット作戦で容疑をかけられている政治家の告発を認めず、さらにリオ州元知事のセルジオ・カブラル被告の妻アドリアーナ・アンセルモ被告の処分を自宅軟禁に変えるなどの温情的な判断を与えた。19日付現地紙が報じている。  最高裁第2小法廷はラヴァ・ジャット作戦(LJ)絡みの政治家の審理を行うが、政治 ...

続きを読む »

《ブラジル》18年度予算案=両院合同の本会議で承認=規模は3兆5700億レアル=上限法が影響する初の予算=「年金改革は来年」とジュカ上議

予算案報告官を務めたレオン下議員(Wilson Dias/Agência Brasil)

予算案報告官を務めたレオン下議員(Wilson Dias/Agência Brasil)  連邦議会の上下両院合同本会議が13日に行われ、総額3兆5700億レアルに上る来年度予算案が賛成多数で可決されたと、13、14日付現地紙・サイトが報じた。  2時間に及ぶ討議の末、13日深夜に承認された18年度予算には、今年の議会でその設立 ...

続きを読む »

ボルソナロに保守大型勢力がつかない理由

ボウソナロ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 大統領選挙の世論調査において極右候補のジャイール・ボルソナロ氏が元大統領のルーラ氏についで2位になっていることで「ブラジルのドナルド・トランプか?」と注目している人もいる。だがボルソナロ氏にはトランプ氏にはなりえない決定的な弱みがある▼それは、所属の政党基盤があまりにも弱いことだ。ブラジルの場合、選挙期間中の選挙放送の割当は、 ...

続きを読む »

アウキミン・サンパウロ州知事が民主社会党党首に正式就任=早速ルーラを徹底批判=テメル政権には柔らかな発言=最初の課題は社会保障制度改革

9日のアウキミン氏(中央左・Orlando Brito)

9日のアウキミン氏(中央左・Orlando Brito)  民主社会党(PSDB)が9日に全国党大会を開催し、予想通り、ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が党首に就任した。アウキミン新党首の最初の大仕事は、連邦政府が進める社会保障制度改革に対し、根強い反対論を掲げる一部勢力の説得となりそうだ。10、11日付現地紙が報じている ...

続きを読む »

《ブラジル》交通機関にセクハラ賠償義務=サンパウロ市地下鉄やCPTMなど

 7日、高等裁判所がサンパウロ市地下鉄や都電(CPTM)、バスなどでセクシャル・ハラスメントにあたる行為があった場合、これらの交通機関が被害者への賠償責任を負うという判決を下した。8日付現地紙が報じている。  この判決を下したのは高等裁第4小法廷で、4対1の多数決での判決となった。  今回の裁判は、2015年にCPTMの車両内で ...

続きを読む »

《ブラジル》ミナス・ジェライス州=ピメンテル知事が被告に=ジウマ政権閣僚時代の疑惑で=オデブレヒトから巨額収賄か

ピメンテル氏(Agencia Brasil)

ピメンテル氏(Agencia Brasil)  ミナス・ジェライス州知事のフェルナンド・ピメンテル氏(労働者党・PT)が、6日に高等裁判所の被告となった。ジウマ政権時代につとめた商工開発相での汚職疑惑を問われたもので、高等裁特別法廷が連邦検察庁からの告発を受け付けた。7日付現地紙が報じている。  検察庁が昨年11月に提出した起訴 ...

続きを読む »

東西南北

 本日付本頁でも報じているように、フェルナンド・ピメンテル・ミナス・ジェライス州知事が告発され、被告となった。同知事は、労働者党(PT)の政治家の中でもかなり長い間、疑惑の人物となっていたひとりで、14年10月の同州知事選直後から既に疑惑の対象にあがっていた。その後も、現地紙では一貫して同氏に関する疑惑が報道され続けていたが、国 ...

続きを読む »

アウキミンは「ブラジル政界の徳川家康」か?

アウキミン氏(Ciete Silvério/A2img)

 来年10月の大統領選挙は、汚職裁判で出馬失格の危険性のある中、国民の圧倒的な支持率を元に突っ走る元大統領のルーラ氏(労働者党・PT)と、「反ルーラ、反PT」の支持を集める極右候補のジャイール・ボルソナロ氏の一騎打ちのような様相を現時点では見せている。だが、まだ選挙本番の10カ月以上前。そのまま行くとは、少なくともコラム子は見て ...

続きを読む »

サンパウロ市ルス駅=駅舎の外装修復工事完了=塔の時計も2年ぶりに動き出す

改修工事が終わったルス駅の外装と2年ぶりに動き始めた時計(Rovena Rosa/Agência Brasil)

 2015年12月21日に起きたポルトガル語博物館の火災により、甚大な被害を受けたサンパウロ市ルス駅の外装工事が完了し、6日からは塔の時計も機能し始めた。  ポルトガル語博物館はルス駅の上部に設けられており、同博物館の入り口とエレベーター部分を除いた駅舎の1階(地上階)部分は、都電(CPTM)用のスペースとして使われている。   ...

続きを読む »

《ブラジル》汚職議員落選運動「さよなら、愛しい人」キャンペーン始まる=593人の議員をランク付け=議会での投票傾向も白日の下に晒される

8月の上院、下院合同審議の様子(参考画像・Pedro França/Agência Senado)

8月の上院、下院合同審議の様子(参考画像・Pedro França/Agência Senado)  ブラジルで昨年のジウマ前大統領(PT・労働者党)罷免運動のキャッチフレーズになった、「チャウ・ケリーダ」(「チャウ」は「さようなら」の意味で、「ケリーダ」は親しい女性への呼びかけ)が、少しだけ形を変え、市民運動のVPR(Vem ...

続きを読む »