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オーリャ!

美化運動の前に「わが町」意識の醸成を

 先日リベルダーデ広場を中心に東洋街で行われた美化活動。観光地らしくキレイになるかもという期待とは裏腹に、参加者からは冷ややかな声が漏れ聴こえた。  東洋街にはFMU、クルゼイロ・ド・スルなどの幾つもの大学や病院、中国人商店があるが、参加したのはほぼ日系団体関係者のみ。「いくら綺麗にしてもまた汚されてしまえば意味がない。教育が変 ...

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日本語教師を、一家を支える職業に

 「時代に合わせた対応を」と着任挨拶で語ったブラジル日本語センターの池本千草新事務局長。「対応」すべき一例として、日語教師の安月給問題を挙げた。  昔からコロニアでは「日本語教師は安月給」とのイメージが強い。大学卒業資格が必要な正式な教職となった現在でも、高給取りになるのは難しい。それに対して、英語や仏・独・伊語などの外国語教師 ...

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笑い顔のシワに刻まれた苦労

 沖縄県人会スザノ支部の松堂忠顕さん(82)から移住当初の話を聞いた。1957年、妻の初子さん(79)とボリビアのコロニア・オキナワに移住した。「土地が酷かったし、なにより水がなかった。轍にたまった水で顔を洗うほどだった」と話す。6年間農業に従事したが、聖市に転住を決意した。  聖市では菓子の販売を開始。初子さんが朝4時から作り ...

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単なるイベントではない110周年

 「世の為人の為に尽くすのが、明治の精神。世の中一人が変われば、社会も国も変わってゆく。移民の〃原点〃に立ち戻ろう」―。そんな菊地さんの言葉に、ノロエステ日系団体幹部も鼓舞されたようだった。  同地で明治の精神を今も体現するファミリーの一つが安永家だろう。長老・忠邦さんを大黒柱に夫婦兄弟互いに仲睦まじく、子孫は全伯各地の日系社会 ...

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仏教アニメのポ語字幕上映をしたら?

 6日に広島文化センターで行われた原爆死没者追悼法要では、広島県出身の久保光雲開教師がポ語で法話を行った。法要前の久保開教師にお経をポ語で唱えることはあるか聞くと、「本当はその必要もあるのかも」とポツリ。  法話では、事前に用意した手作りの4コマ漫画を使ってポ語で教えを説いた。もともと画家としての経歴もあり、昨年6月に落慶法要が ...

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四世ビザは日本語学校に追い風か

 先日、読売新聞が報じた法務省案の四世ビザ在留資格の条件は、まさに「調整中」といった様子で、当人たちの間で混乱が起きている。  「来日時に必要な日語能力はN4程度」とあったが、当地での日語能力検定は一年に一度。12月に実施され、結果が出るのは翌年3月だ。法務省は「11月から制度スタート見込み」としたが、四世の訪日が4カ月遅れてし ...

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グァタパラ、移住者の決意

 移住55周年を迎えたグァタパラ移住地。先没者慰霊式典は例年、同地教会の伯人神父が執り行う。茂木同文協会長は「居住者の7割がカトリック信者。慰霊式典をカトリック式でやる移住地は珍しいのでは」と話す。「国際協力事業団の移住地計画に、最初から教会の建設が盛り込まれていた。移住者の中に宣教師がいて、布教が進んだようだ」という。  毎週 ...

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日本民謡公演の舞台裏

 16日の「ブラジル日本民謡協会創立50周年記念公演」は盛況の内に閉幕した。昨日来社した塩野会長は「素晴らしいステージになったのは出演者全員のおかげ」と感謝を繰り返した。本公演には、慶祝団もあわせ約400人が出演した。日本舞踊なども出演を快く承諾してくれた。  公演では笠を被った虚無僧姿の謎の尺八奏者が登場し、後で慶祝団の佐々木 ...

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日本祭りがギネス入りへ

 県連は来年の日本祭りで何かしらのギネス登録申請を検討している。その下準備として、今回2日目にギネスワールドレコーズ社(米国)から審査担当者に会場を見てもらった。  同社のラルフ・ハナ氏は視察の上、「47もの自治体の親睦組織が集まってイベントを開催すること自体が珍しい」と言及。「ブラジルは日本移民を始め多くの人種によって構成され ...

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イタリア系にも通じる沖縄文化

 2日のレキオス芸能同好会主催の「鼓魂」の開幕「かぎやで風」で、三線を演奏したイタリア系二世のサンテ・マリオ・リオネッロさん(62)。昨年から野村流古典音楽保存会の会員として活動している。  以前、20年間ほど沖縄空手を習い、黒帯を取得したリオネッロさん。「沖縄県系の家族とイタリア系家族は似たところがある」という。「似たところ」 ...

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