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オーリャ!

□コロナ禍緊急日誌□

 23日、ブラジルでは1日のコロナ死者数が初めて400人を超えた。前日からいきなり2倍だ。普通は感染者数が2、3日で倍になれば「感染爆発」と判断されるから、死者が1日で倍なら「死者爆発」ともいえそうな恐ろしいレベルではないか。それを受けて、南米とくにブラジルが「新しい感染震央地(Epicentro)」になるとの報道が出始めた。イ ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 なぜか卵、フェイジョン、米などの一番基本的な食品や生鮮野菜の値段が、軒並み50~100%も値上がりしている。30個入の卵は通常10レアルで変えるが、先週、東洋街のエストラ(スーパー)で買ったら15レアルだった。ニュース番組でみたら20レアルで売っているスーパーも多いとか。にも関わらず、IPCAなどのインフレ物価指数の数値は異常 ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 10日(金)がPaixão de Cristo(キリスト受難日)の祝日なので、編集部も休み。そのため翌11日(土)付の新聞は休刊となる。次の発刊は14日(火)付となるので、ご注意を。      ◎  「編集部に電話してもつながらない」という声を聞いた。本紙代表電話(11・3340・6060)の後、Ramal(内線)3を押すと編 ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 「新聞を読みたいのですが、コンピューターもスマホもやらないんです。なんとかなりませんか?」。そんな電話が編集部に毎日かかってくる。「本当に申し訳ありません」と電話口で、毎回頭を下げる。だが25日付から印刷版を停止して、PDF版とサイト(www.nikkeyshimbun.jp/)の記事だけを更新している。そんな電話が来たときに ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 4日(土)昼、自宅で電話にでたら、「葬儀保険の申し込みをしませんか。月々39レアルで、いざという時には…」という宣伝文句を流す録音音声だった。来週か再来週には感染爆発が起きても不思議はないというタイミングであり、皆がコロナ感染におびえて、外出を自粛しているこのご時世だけに、「いざという時」というのは「コロナウイルスで斃れた時」 ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 2日午後、ある県人会事務局から編集部に電話があり、「県庁に送った荷物が中々届かない。一体どうなっているのか」という問い合わせがあった。郵便局関係者に聞くと、現在、ブラジルに限らずどこの国でも航空貨物や郵便物を防疫・検疫するために消毒作業をするようになり、通常より時間がかかっているらしい。もちろん、飛行機便が減便している路線もあ ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 印刷版が一時停止になった本日付から、随時でこの欄を始めることにした。通常は20人近くがガヤガヤと仕事をする編集部だが、今週から大半が在宅勤務となり、現在はわずか3人のみ。  州知事の外出禁止令を受け、リベルダーデ区のレストランも全て閉店。わずかに丸海、ブエノ、海鮮、金沢、小坂などのスーパーや商店がほそぼそと時短営業するのみ。 ...

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ブラジルに怒り魅せられた旅

 14日夜、翌日からの連休を利用し、旅行しようとサンパウロ市のチエテ・バスターミナルへ向かった。友人から「ターミナル近くの歩道橋が崩落し、大渋滞になっている」と知らせがあり、コラム子はメトロを使ってターミナルに移動した。  歩道橋崩落の影響でバスは発車予定時刻になっても来ない。その後1、2時間遅れで次々に別のバスが入ってきたが、 ...

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いつから文協大講堂が「大聖堂」に?!

 日本の演歌歌手・北山たけしが4日にサンパウロ市の日伯友好病院を訪問し、イペーを植樹した。1984年に北島三郎も同病院敷地内にイペーと桜の植樹を行ったこともあってか、日本のスポーツ新聞サイトでも報じられた。  だがそれらの記事をみると、6日に開催された「移民111周年記念スペシャルコンサート」の会場名が、ブラジル日本文化福祉協会 ...

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日本にはない「祭りダンス」

 先日、北パラナの日系イベントで盆踊りを目にした。参加者は月とちょうちんに照らされ、やぐらの太鼓奏者を囲み、歌謡曲などに合わせゆったりと踊っていた。若者や非日系人も多く、「これが日本文化継承の姿か」とぼんやり眺めていた。  数曲の歌謡曲が終わり、盆踊りも閉幕かという頃、突然1990年代のアップテンポなJ‐POPが流れ始めた。何か ...

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