13日に急死したエドゥアルド・カンポス氏はその前夜、グローボ局の看板ニュース番組「ジョルナル・ナシオナル」に出演し、生前最後のインタビューに答えていた。カンポス氏は母親やいとこらの縁故採用疑惑を否定した上で、現在のPT政権は「中心に古い政治を持ち込んだ」と批判した。現在の高インフレ、低成長に関しては「マクロ経済的に安全な方策をとるべきだ」とし、インタビューの最後は「ブラジルにはまだ可能性があります。共に進みましょう。(視聴者の)あなたの投票を待っています」と言って締めくくっていた。「これからの第一歩」のはずのインタビューが、最後の番組になろうとは。
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12日朝8時30分頃、大サンパウロ市圏グアルーリョス市のマルジナル・バキリヴで、反対車線に入り込んだ車がバイクで走行中だった51歳男性をはねて死亡させ、さらにもう1台の車と正面衝突した。当てられた車の運転手は無事だったが、加害者は病院に運ばれたのち、刑務所へ連行された。加害者はこの車の強盗犯で、持ち主の35歳の女性を脅し、彼女を助手席に乗せて運転していたが、持ち主は信号で停車する直前に走行中の車から逃げたという。
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サンパウロFCは13日、2010年のW杯でセレソンの左サイドバックのレギュラーを務めたミシェル・バストスの獲得を発表した。現在31歳のバストスは、10年W杯後はセレソンから漏れていたが、フランスのリヨンやイタリアのローマなど名門チームで活躍していた。豪華攻撃陣を誇るサンパウロが守備でもてこ入れか。
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