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東西南北

 今年の全国高等教育試験(Enem)も遅刻、会場間違い、カンニング疑いの退場等、毎年恒例のハプニングが繰り広げられた。サンパウロ市西部バラ・フンダ区の私大Uninoveでは、午後1時の入場締め切り間際に息も絶え絶えで駆け込もうとした女子学生が、付近の男性に半ば投げ入れられるようにして間一髪セーフ。ただし、軽傷を負ったのと息切れで用意されていた車椅子を使う羽目に。かたや初日の成績が振るわず、2日目は「面倒くさい」と欠席した学生もいたし、禁止事項に触れて退場となった学生も約740人出たとか。ブラジルの将来を担う学生が勉学の成果を存分に発揮できた事を祈りたい。
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 イボッピの最新調査でルーラ前大統領への拒絶率が55%に達したと報じられた26日、同氏の息子ルイス・クラウジオ氏の企業が連邦警察の捜査にあった。一方で隣国アルゼンチンでは奇しくも、ルーラ~ジウマ政権と仲が良かったキルチネル政権の後継者のシオリ氏が、与党の汚職を批判し、従来の福祉主体の路線から経済成長を叫ぶ企業家出身のマクリ氏に迫られるという、今のブラジルを思わせるような状況も生まれている。ルーラ氏の18年大統領選に黄信号的要素満載だ。
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 サッカーの全国選手権の優勝争いはコリンチャンスの独走が止まりそうにないが、リベルタドーレス杯出場の最終席である4位をめぐる争いは、サントス、サンパウロ、インテルナシオナル、エスポルチ、パルメイラス、ポンテ・プレッタの6チームが勝ち点差3点の間にひしめきあう大混戦となっている。残り6試合で抜け出すのは?

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