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東西南北

 ボルソナロ大統領は21日、世界経済フォーラムの開催されるスイスのダボスに到着した。出発直前は長男のフラヴィオ氏を巡るスキャンダルがブラジル全土を賑わせ、「汚職撲滅」を国民から期待されたボルソナロ一族の信用に傷がついたこともあり、そちらに後ろ髪を引かれるような気持ちでの出発だったか。もっとも今回の大統領は、苦手な領域の経済で各国首脳を相手にしなければならず、そちらの方で頭がいっぱいだったかもしれない。他方、ボルソナロ氏のブラジル不在中、大統領職を代行するのはモウロン副大統領。同氏は政治家としての経験が全くないが、平穏無事を期待したいところだ。
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 サッカーのサンパウロ州選手権が19日から開幕。参加16チームは3月20日まで、グループ・リーグでそれぞれ12試合を戦う。今はまだ、強豪チームは格下チーム相手に控え選手を中心に組み、いかに負けないかが問われる時期だが、第1節でのサンパウロは、4―1でミラソルに圧勝と快調に滑り出し、サントスもフェロヴィアリアに1―0で勝利。一方でパルメイラス、コリンチャンスはサンカエターノ、RBブラジルに共に1―1で引き分け。まだエンジンはかかっていないか。
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 19日付本欄での予報どおり、サンパウロ大都市圏では先週末は強い雨が降り、主要水系は軒並み40~50ミリの降水を記録した。予報だと、その状態は今週も引き続き、日中は33度くらいの日が連日続くが、夕方以降になると途端にぐずつき、大雨に変わるパターンが続きそうだという。ちょっとウンザリしそうだが、もうしばらくの辛抱か。

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