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《ブラジル》GDP予測マイナス1.18%=コロナショックで更なる下落も

外出自粛令で、サンパウロ市のパウリスタ大通りも閑散としている(参考画像・Roberto Parizotti/FotosPublicas)

 ブラジル中銀は6日、週刊経済指数予測集フォーカスを発表。それによると、今年の国内総生産(GDP)成長率予測は先週のマイナス0・48%からさらに0・70%ポイント(P)下がり、マイナス1・18%となった。同日付G1サイトが報じている。
 フォーカスは中銀が国内100以上の金融機関に、GDP成長率、為替、インフレ率、金利などの予測値をアンケート調査したものだ。
 GDPとは、国内で生産される商品とサービス、投資、家庭消費、政府支出、輸出入額の合計だ。3月20日に経済省が発表したGDP予測は、プラス0・02%とほぼ横ばいだったが、フォーカスの予測はそれを大きく下回る。コロナウイルスの世界的大流行のせいで多くの産業が甚大な被害を受けているが、被害規模がどれほどになるかはまだ未知数のため、最終的に今年のGDPがどうなるかは予断を許さない。
 経済基本金利(Selic)の予測も引き下げられた。先週のフォーカスは今年末のSelicを3・50%としていたが、今週のフォーカスでは3・25%に落ちた。現在のSelicは史上最低水準の3・75%で、次回の通貨政策委員会(Copom)は、5月6、7日に予定されている。
 インフレ予測も今年の予想は2・94%から2・72%へと下がり、これで4週連続の下方修正だ。今年のインフレ目標は4%±1・5%(2・5~5・5%)のため、フォーカスの予測通りなら、インフレ率は今年の目標に収まる。
 6日午後の時点の為替は、1ドル=5・25レアルと超ドル高が続いているが、市場関係者は、年末には少し落ち着き、1ドル=4・50レアルとなると予想している。

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