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東西南北

 サンパウロ市を連日、猛暑が襲っている。9月30日には、1943年の観測開始以来、史上2番目となる37・1度を記録した。翌10月1日も2日連続でこの気温を記録。市内でも観測する場所によっては45度を記録しただとか、バスの車内だと39度だったとの報告も行われており、いずれにせよ「記録的に暑い」1日だったことに変わりはない。なお、観測史上最高気温(37・8度)を記録したのも2014年10月17日で、10月の記録だった。これらの日に限らず、近年、9月や10月の方が夏よりも暑い日が多い気も。こうしたことが続くと、「一体、地球に何が?」と、環境問題を気にしたくもなるが、猛暑はまだ続くか?
     ◎
 11月の市長・市議選に関して、「集団感染が怖いから」と、投票に乗り気でない市民も少なくないが、「e-Título」というオンラインのサービスを使うと、投票所などの情報を受け取ると共に、投票できない理由を届け出ることが出来る。ハイリスクでない人でも「コロナが怖い」を正当な理由として認めてくれるかは不明だが、パソコンや携帯電話で専用アプリをダウンロードし、投票地以外の場所にいる、病気などの理由を書き込めば、投票しなかった場合の懲罰を受けるなくて済む。自分の住んでいる市の将来を決めることなので、出来ることなら投票が望ましいことではあるが。
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 週末のサッカーの全国選手権。3日はパルメイラスが本拠地でセアラー戦、コリンチャンスが敵地でブラガンチーノ戦を行う。4日はサンパウロが敵地でコリチーバ戦、サントスが敵地でゴイアス戦を行う。サントスは1日にリベルタドーレス杯での決勝トーナメント進出を決めたばかりで、一安心してこの試合に臨める感じだ。

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