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《ブラジル》下半期に初のワクチン国産か=ブタンバック治験を再依頼

 サンパウロ市ブタンタン研究所は23日、国家衛生監督庁(ANVISA)に対し、同研究所が独自に開発したコロナワクチン「ブタンバック」の人での治験の最終許可を求めた。23日付現地サイトが報じている。
 この発表は同研究所のジマス・コーヴァス所長が23日、バンデイランテス宮でロドリゴ・ガルシア副知事とともに行った。
 同研究所が治験や国内生産を担当し、現在国内で利用されているコロナワクチンの大半を占めている

初の純国産ワクチンになりそうなブタンバック(GovSP)

中国製の「コロナバック」とは違い、この「ブタンバック」ワクチンは、「成分を外国から輸入しなくてもよく、自国で一から生産できるもの」との触れ込みだ。

 同研究所がANVISAに求めているのは第1、第2段階の治験で、通常は20週間かけて行われるものだが、同研究所は最初の10週が過ぎた時点で、ワクチン接種による効果の分析をはじめる意向だ。これは、速やかに効果を判定することで、できるだけ早期にブタンバックの緊急使用許可を申請するためだ。
 ブタンタン研究所は3月に、動物実験の結果などをまとめて人での治験の開始許可を申請していたが、23日はAnvisaが要請してきた全てのデータをまとめた上で、正式な治験開始許可を申請したことになる。Anvisaは、治験に参加するボランティアの数や治験を行う地域、その他の詳細な報告を求めていた。
 治験開始の許可審査は72時間以内に行われる予定で、コーヴァス所長は、「下半期に入ったら、ブラジルのワクチン接種の実情は変わる。なぜなら私たちには強力な生産能力があるから」と自信を見せている。

 

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