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聖南西教育研究会=オンライン交流会盛り上がる=「集まって楽しめたのが一番」

オンライン交流会の様子1

オンライン交流会の様子1

 聖南西教育研究会(渡辺久洋会長)は、「第1回聖南西地区オンライン交流会」を8日午前9時30分から12時までオンラインアプリズームで開催。現役日本語教室生徒・元生徒合わせた30人と日本語教師11人の計41人が参加し、グループゲームやフリートークで大いに盛り上がった。

 同交流会には、聖南西教育研究会加盟日本語学校6校(コロニア・ピニャール、イビウーナ、レジストロ、ピラール・ド・スール、ソロカーバ、サンミゲール・アルカンジョ)から教師や13歳~19歳の生徒、昨年日本語学校を出た元生徒、マリンガ日本語学校の生徒が参加した。
 聖南西地区は、コロナ禍以前は地区交流行事が多く、その行事を通して他校の友達が増え、日本語学習の大きな動機付けにもなっていた。考え方や価値観の多様性・協調性など学習者の内面成長の大きな一助となっているという。
 この交流会は、第228回聖南西地区定例会において、教師間で「コロナ禍でもコミュニケーションや他校の学習者とのふれあいが内面の成長に重要である」と話し合ったことがきっかけとなり実施された。
 冒頭の挨拶で渡辺会長は「画面上越しでも久しぶりに他校の仲間の顔が見られて皆も嬉しいと思うし、先生もとても嬉しい。初めてのオンラインを使った交流会なので、色々なトラブルも発生するかもしれないが、先生達皆が一生懸命準備したので、皆は『今から交流会を精一杯楽しむぞ』という気持ちで参加してください」と呼びかけた。

オンライン交流会の様子2

オンライン交流会の様子2

 続いて参加者が7組に分かれて日本語を使い競い合うグループゲームが行われた。そのゲームの後、グループで日本語でのフリートークが行われ、会を終えた頃には参加者一同充実した笑顔を浮かべていたという。
 ゲーム後、レジストロ日本語学校の高橋ジョー君(16歳)は、「ゲームでは負けてしまったけど、ゲームの結果は重要じゃなくて、皆が集まって楽しくできたことが一番」と感想を述べ、生徒達からたくさんの拍手が送られた。
 参加者からは「とても面白くて、オンラインでも他校の生徒と交流できる楽しい方法だと思った」「このゲームがすごく好きになった。それに自分の日本語の知識をひろげることができた」「初めて会う人と話す時、始めは恥ずかしかったけど、だんだん恥ずかしくなくなっていき、より社交的になった」と前向きな意見がほとんどで大好評だったという。
 「このようなイベントをもっとしてほしい! 次の交流会が待ち遠しい」という意見も多く効かれ、6月5日予定「第2回聖南西地区オンライン交流会」を心待ちにしている様子だった。
 渡辺会長は最後に、「昨年からこのようなご時世が続き、皆の心の中にはモヤモヤがあり、楽しさや明るさを感じにくくなっているのではと思う。このオンライン交流会を行っている時間だけでも笑顔になり、心の中に少しでも明るいものが残っていてくれたら、先生達はとても嬉しい」と想いを述べた。
 さらに「2回目が好評であれば第3回もやる。低学年も呼んで交流の輪を広げ、長年続けている日本語学校の絆を切らさないようにしたい。10月予定の『聖南西地区お話学習発表会』がオンラインで行われる事になってもいいという感触を得た」と締めくくった。


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