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《ブラジル》東京五輪でイタロがサーフィン金=シェフェールは水泳で銅

サーフィンで優勝したイタロ(Jonne Roriz)

 東京五輪で現地時間の27日、サーフィンでイタロ・フェレイラが、今大会ではブラジル初となる金メダルを獲得した。また、水泳男子の200メートル自由形でフェルナンド・シェフェールが銅メダルを獲得した。26、27日付現地サイトが報じている。
 サーフィンは今大会から正式種目となった部門で、ブラジル勢はメダル獲得の有力候補だった。それはワールド・サーフ・リーグ(WSL)世界ランキング1位のガブリエル・メジーナ、同2位のイタロ・フェレイラの2人が参加していたためだ。2人は予選を危なげなく勝ち上がり、準決勝に進出した。
 だが、準決勝第1試合でメジーナが日本の五十嵐カノアに17・00対16・76で敗れる波乱が起きた。この判定をめぐり、「審判は日本びいきだ」との批判の声が殺到し、ネット上が荒れた。批判の声は、3位決定戦でメジーナがアピールした技が高得点につながらず、オーウェン・ライト(オーストラリア)に敗れてメダルを逃すとさらに高まった。メジーナ自身も試合後、「理解できないことがある」と不満を隠さなかった。

 決勝は、メジーナを破った五十嵐と、順調に勝ち上がったイタロとの対戦となった。序盤、荒波でイタロのサーフボードが折れるアクシデントが発生した。だが、ボードを取り替えたイタロは落ち着いて着実にポイントを重ね、15・14対6・60の大差で五十嵐を下し、五輪初の金メダル・サーファーに輝いた。
 一方、水泳の男子200メートル自由形では、予選4組をトップで通過したフェルナンド・シェフェールが、準決勝1組目で3位に入り、決勝に進出した。
 決勝は第8レーンで泳いだシェレールは、序盤の入りで出遅れたが、徐々にペースをあげ、最後はダビド・ポポビチ(ルーマニア)をわずか0・02秒の僅差でかわし、逆転で銅メダルに輝いた。同種目での銅メダルは、アトランタ五輪でのグスタヴォ・ボルジェス以来、25年ぶりとなった。
 リオ・グランデ・ド・スウ州出身で23歳のシェフェールは伏兵的存在で、メダル獲得後も、「夢を見てるようだ」と語っている。

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 東京五輪は現地時間の27日で5日目が終わったが、ブラジル勢はここまでで金1、銀2、銅2でメダル・ランキング14位と、なかなかの好位置につけている。前回大会の開催国だった影響もあるだろうし、序盤にスケートボードやサーフィンなどの得意種目が重なったのが良かったか。この他にも、女子サッカーが準々決勝進出、女子バレーが3連勝を決めた。また、水泳では自由形の男子800メートル・リレーと男子800メートル自由形のギリェルメ・コスタが決勝進出、卓球のウゴ・カルデラーノが準々決勝進出。セーリングも序盤で好発進などの情報が続けて入っている。メダルが全てではないが、選手たちの健闘を祈るばかりだ。

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