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 エボラ出血熱の感染者や死者の伸びが鈍ってきているが、西アフリカのシエラレオネでは先日、東部のダイヤモンド鉱山で未報告の感染者らしき遺体が数十体見つかり、同地域の一部封鎖、公の場でのナタール(クリスマス)と新年の祝賀の禁止、市民の外出を阻むための街頭への軍派遣を決めた▼エボラ熱の脅威は今も続き、米誌タイムが〃今年の人〃にエボラ熱 ...

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 日本から戻ると、町の至るところにクリスマスツリーやサンタクロースがお目見えしていた。日本ではちらほらだったので、一気に迫った感が新鮮だった。午後5時ですでに暗かったのが、8時でも明るい。イルミネーションを楽しめる時間は少ないとはいえ、各施設や家なども趣向を凝らしてライトアップし、雰囲気を盛り上げる。時差ボケで起きた真夜中に楽し ...

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「自分の死亡診断」を聞く可能性

 戦後移民の代表格コチア青年の平均年齢も今では79歳――身近な人の死に目に会う機会は少なくない。週刊新潮11月27日号の「臨終読本」5頁特集で、いまわの際に家族が後悔しないよう専門医の提言が掲載された▼いわく《終末期の患者さんも、反応ができないだけで耳は聞こえている可能性があります。ですから〃死が近いですかね〃とか、〃葬式の準備 ...

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 女性が年を取り見た目の美しさが衰えると〃賞味期限切れ〃扱いされることの多い昨今、いかに魅力を保つかは全女性の関心事だ。週末にコロニア・ピニャールであった「南米婦人の集い」で講演した聖南西文化体育連盟広報の小川彰夫さんは、「若い時は目立たないけど、時間がたてばたつほど味が出るのが日系婦人」と語る。「若い時は地味」と言う点は多少引 ...

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モーロ判事は〃正義の味方〃か

 「セルジオ・モーロ」の名に聞き覚えのある人も多いだろう。100億レアル(約4679億円)もの公金横領を暴いて今話題のペトロブラス(PB)疑惑を捜査するラバ・ジャット作戦の若き指揮官、クリチーバ連邦裁判所の判事だ。〃今年の国民的英雄〃とまで書く新聞もある▼パラナ州議会サイト11月17日付によれば、同判事はパラナ州マリンガ市生まれ ...

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 7日午後、サンパウロ市中央のメルカドンを訪れた買い物客は、予期せぬ〃贈り物〃を受け取った。買い物客で混む市場の中で突然、クリスマス(ナタール)・キャロルが湧き上がったのだ▼コンサートを行ったのはサンパウロ総合大学(USP)合唱団。買い物客を装って随所に散った団員達が一斉に歌い始めると、買い物客達も自然にそれに和す。サンパウロ市 ...

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ブラジルの汚職指数は69位

 汚職と闘う国際的非政府組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部ドイツ・ベルリン)が3日、本年度版「汚職指数」を発表した。世界175カ国・地域を対象に政治的腐敗度を調査したもの。予想にたがわずと言うべきか、最も清浄な順位は1位からデンマーク、ニュージーランド、フィンランド、スウェーデンと北欧・欧州諸国が並んだ▼腐敗 ...

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ブラジル式の〃正義の味方〃

 2日のペトロブラス両院議会調査委員会で証言するパウロ・ロベルト・コスタ(PRC)容疑者は、さながら〃正義の味方〃に見えた。減刑付き告白に踏み切って、洗いざらい連警にぶちまけた彼と、いまだに容疑を全面否定し続けるネストル・セルヴェロ容疑者―対極の存在が向かい合わせに座り、同じ件のはずなのに互いにまったく平行線、逆の証言をし続けた ...

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 「腹八分目に医者いらず」「大食短命」などと、日本には大食を戒めることわざがある。こうした昔ながらの知恵は、現代にあっては「迷信」として片付けられることも多いが、近年それが、別名〃長生き遺伝子〃と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」の発見により、科学的事実だと言われだした▼「サーチュイン遺伝子」とは、その活性化により寿命が延びるとされ ...

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「2枚目の特別小切手」という致命的な環境破壊

 先週から降り始めたが、サンパウロ市民800万人の〃水瓶〃カンタレイラ水系の水は圧倒的に足りない状況だ。現在は底水のさらに底、第2水域からくみ上げている▼専門家は「1枚目を返さないうちに、シェッキ・エスペシャル(特別小切手)の2枚目を切っているのと同じ。元金を返すどころか、利子払い(環境破壊)だけでヒドイことになる」と警告する。 ...

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