樹海
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◇コラム 樹海
ゾルゲと共にスパイだった尾崎秀実は死刑になり今に語り継がれるが、日本は昔から情報(諜報)戦争の舞台になってきた。それなのに日本の情報活動は弱く、あの戦争でも真珠湾攻撃の暗号文がアメリカに解読されてい
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◇コラム 樹海
さきにアラサツーバで行われた全伯相撲選手権大会、南米選手権大会の〃台所事情〃をきいた。主催者も参加チームも資金繰りに苦労している▼今大会は、四カ国、十五チーム、選手二百五十人参加、日本の高校選手団特
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◇コラム 樹海
三十年ぶりに再会するというのはどんな気分なのか。一九七六年の県費留学生研修生の三十周年を祝う同期会で来場者にそう問うと、「見かけは変わったけど、気持ちは三十年前と一緒」との答えだった。みなが口々に「
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◇コラム 樹海
日系の多くの入植地や公的団体が〃創設五十周年〃を迎えている。戦後、同じ志を持つ人たちがまとまって行動を起こしてから、五十年なのである。もし、記念誌をつくるとしたら、何を活字にして残そうとするだろう。
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◇コラム 樹海
テレビや娯楽が豊富な国に住むのが「幸福」と思う人もいれば、そのような文明の利器を拒否し自然との共生を楽しむ。そんな自由派も多い。英国のある調査会社が選んだ「世界の幸せな国」によると、第一位は南大平洋
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◇コラム 樹海
猛暑ではないが暑い日が続く。厳寒の冬だというのに股引は箪笥に仕舞い込みポロで済む。日差しが強く麦藁帽子がいいし、これは暖冬に違いない。動物園の猿や熊は飼育者から水を掛けてもらい大喜び。サンパウロは3
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◇コラム 樹海
大相撲名古屋場所は、外国人に話題が集まって終わるだろうと予想したが、そのとおりになってしまった。その話題だが、「強い」ばかりでなく、「粗暴」のほうも注目された。代表格は露鵬であった▼ここで「優等生論
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◇コラム 樹海
日系ブラジル二世が主人公のサスペンス小説『ワイルド・ソウル』(垣根涼介著、幻冬舎文庫)の映画化が日本で発表になった。これは〇三年に大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞、史上初の三
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2006年7月26日付け 夏の甲子園大会の主催新聞社が、ブラジルの高校生クラスの野球の実状を取材に来た。日本の高校に留学したブラジル人高校生の活躍がめざましいからである▼ほとんど無名に
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2006年7月25日付け 小泉首相の退陣が近づき後継者争いがマスコミを賑わせているが、どうやら安倍晋三官房長官への流れが強まった。最大のライバルとされる福田康夫氏が九月の総裁選挙に出馬