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樹海

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 あれっ、この人が、と思う人が相撲ファンで、〃通〃であったりする。それを本紙「ぷらっさ」欄への投書で知ることもある▼以前、かなりひんぱんに、特に女性の、NHKテレビの相撲番組観戦記が載ったものだが、最近は少なくなった。高齢の女性の文だった。いまも、元気で毎場所見ているのだろうか、と気にかかる▼横綱朝青龍がまだ前頭で相撲をとってい ...

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 選挙というのは難しいものらしい。眠る時間を惜しんで運動に走り回り得意の弁舌に汗を流しても勝てない候補。選挙区には顔を出さなくても堂々と議席を獲得する有力者もいる。選挙運動が嫌いな青島幸男さんも今度ばかりは街頭演説もしたのに街の人々は冷たく見放してしまう。お騒がせ男の鈴木宗男さんは三十万票も獲得しながら無念の落選。あの辻清美さん ...

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 県連で先月の「移民の日」の慰霊法要をめぐって、議論があり、多数決による決定が行われた▼五十年余前、新制中学生のころ、ホームルームというのがあり、多数決は「民主的」と指導された。その前の戦時体制への物理的な反動作用とでもいうべき風潮であった。スマートに思えたものだ。ただ千篇一律で、風波なく行われてきた習慣行事を多数決で変えようと ...

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 警察庁長官が銃撃されて重傷のニュースは今も生々しい。出勤のため自宅マンションの玄関を出ようとしたところを狙撃された国松考次長官(当時)は危篤にも陥いったが奇跡的に助かった。犯人は拳銃を四発撃ち、三発が長官の腹部に命中するという前代未聞の事件である。あれは一九九五年の三月だから今年で九年と少しになる▼犯人はオウム真理教ではないか ...

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 参院選挙の在外公館投票が先週終了した。サンパウロ総領事館に限ると、初めてであり、ある程度高い投票率が期待されたが、結果は同館の予想をはるかに下回った。投票率が高かったか、低かったか、見方はさまざまな立場でわかれよう。しかし、選挙人登録者数一万千人余で、投票者千九百九十九人という現実は、どうみても少なすぎる。真に残念な数字である ...

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 「豆腐百珍」や「歌仙豆腐」などと豆腐の料理は多すぎるほどに多い。近ごろは中国・四川省名物の「麻婆豆腐」も大流行。和風では「肉豆腐」とかが美味で若い人々が好むらしい。牛肉に酒をたっぷり入れ出し汁で煮込んだものに豆腐を加え醤油で味付けしたものだが、牛の脂との微妙なところがいい。若い同僚らによると、これを肴にしての熱燗が堪えられない ...

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 家族は「唐書」か取った言葉らしいが、夫や妻と子供らが一緒に暮らし朝飯も晩ご飯も一つのテーブルを囲む。子らは学校や友達の話を忙しげに語る。親父どのはと言えば、黙然として茶碗と取り組みながら「無言の対話」を楽しむ。尤も、近ごろは父親も一角の「語り部」でないといけないらしいが、昔の親父どのは「寡黙」が看板なのである▼と、いささか古め ...

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 参院選挙の公館投票に行ったら投票用紙を渡してくれた係員が「一人で書けますか」と(筆者に)聞いてくれた。去る二十六日付七面記事にあったように、今の総領事館員はとても丁寧で、ビックリするくらいである▼一方で、きのう朝、有権者の女性から電話があった。「誰がどういうことをしてくれるか、どの党が何をしようとしているのかわからない」。総領 ...

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 灼熱の陽光を受けインド洋で汗と闘い頑張る護衛艦の海上自衛隊員。イラクのサマワも猛烈に暑い。給水など人道支援で活躍する陸上自衛隊員からは汗が滴り落ちる。曾ては「税金泥棒」とまで蔑まれた自衛隊も今や海外派遣されるまでになった。警察予備隊から保安隊となり防衛庁・自衛隊になったのが一九五四年七月一日。きょうは自衛隊創立五十周年▼国民か ...

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 関西方面で就労しているブラジル人なら、たいてい知っていると思われるが、『関西ブラジル人コミュニティ』(〇一年二月発足)という団体は、旧神戸移住センターを足場に、こつこつと地道な活動を続けている▼創設の趣旨は、ブラジル人が日本社会で暮らしやすくなるための手助けをすること。一方で日本社会、日本人がブラジル人を理解するように働きかけ ...

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