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コラム

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大耳小耳

2005年7月29日(金)  タカヤマ・ヒデカズ連邦下議提唱の「日本移民の日」。法令の文言などは、七六年に定められた移民の日と異なるのかもしれない。六月十八日が日本移民の日であることに変わりないので、どうもしっくりこない。「それ、おかしいよ」「無効になるんじゃないの?」などと疑問の声も聞かれる。敬意を表されているというのは喜ぶべ ...

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コラム オーリャ!

 ミラカツーに一九三七年に入植、文協の会長を約四十年、市議会議員も務めた長田栄治さん(87)に話を聞いた。  同地での戦前コロニアを知る数少ない一人だ。一昨日何を食べたか忘れるオーリャ子。半世紀以上前のことが、昨日のことのように語られるのを聞き、シャッポを脱いだ。  自宅には壁を埋め尽くす勲章、表彰状に膨大な資料。日記や戦前日本 ...

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コラム 樹海

 相撲事情が国際的に変わってきている。本家・日本も、日本移民が持ち込んだブラジルでも、だ。日本の日本人やブラジルの日系人が、外国人と比較し、相対的に弱くなった▼相撲は、日本の国技とされる競技だが、基本的には格闘技である。強くなって、人の上に立つには、苛酷な稽古、練習が必要とされる。よくいわれるが、衣食が足りてしまうと、そんな苦労 ...

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東西南北

2005年7月28日(木)  カルドーゾ前大統領は二十六日、野党は大統領を告発したことはないと批判の音量を下げた。まして弾劾裁判などとんでもないと早とちりを戒めた。ただ政府与党の中にも、よい麦と毒麦があるので分別する必要はあるという。最近の公金横領に関する犯罪はシステム化し、広範囲で国の政治を侵食していると慨嘆した。       ...

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大耳小耳

2005年7月28日(木)  六月中に、援協福祉部に入った相談件数は千百二十九件。トップは「結婚」で四百三十五人(三八・五%)。「老人」(三三・九%)を四・六ポイント上回っている。援協お見合い会が先ごろ実施され、問い合わせがかなりきたようだ。会報(七・八月号)によると、お見合い会には二十代から七十代までの計七十一人(男性三十四人 ...

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コラム オーリャ!

 「今年から、弁当を頼むことになりました」。ブラガンサ・パウリスタ連合日本人会主催の運動会が二十四日にあった。関係者は、切なそうに語った。昨年までは婦人会が昼食を調理していた。高齢化のため、続けられなくなったという。  同市はかつて、バタタの栽培地として栄えた。「バタテイロがサンパウロ市の料亭に遊びにくると、女給をみんなとられて ...

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コラム 樹海

 コロニア語は美しい――、そう聞いてなるほどと思った。現在、日本の大阪大学大学院の工藤真由美教授らが来聖して、ヴィラ・カロン地区などで言語学の調査をしている。その一員、USP文学部の森幸一教授らとその話題になった▼「このトマテはゴストーゾ」。我々の会話には日常、何気なくポルトゲースの単語が混ったり、日本にない独特な表現をすること ...

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東西南北

2005年7月27日(水)  ルーラ大統領が任命したインフラエロ(空港設備公社)のテルシオ・I・バーロス新総裁は、ロウセフ官房長官の反対で任命三時間後に降ろされた。前総裁は、サンパウロ市時代のインフラエロ入札不正疑惑により連警の捜査を受けている。前総裁を推薦したのはヴァグネル政調会長。大統領は新総裁にソアレス下議を考えていたが、 ...

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大耳小耳

2005年7月27日(水)  老人憲章の制定などで行政による老人ホームへの規制が厳しくなっており、衛生状況や手すりなどの設備について多くの注文がつけられるようになった。スザノ・イッペランジャホームは〇一年に新築なった。このほどようやく、市から正式な営業許可が下りた。同市では最近、ある老人ホームが閉鎖を命じられた。日系人が一人入居 ...

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コラム オーリャ!

 ミランドーポリス市の弓場農場には旅行者や来客が常時滞在している。先日、サンパウロ市からブラジル人青少年四十人が文化交流に訪れていたのだが、そんな中で農場出身者が亡くなりミッサが行われることになった。  故人の妹はほとんど悲しみの様子を見せず来客を明るくもてなし、翌日はスケジュールを変えることなくミッサと交流会の準備を同時進行。 ...

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