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コラム

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コラム 樹海

 日本の学校教育は、特に授業以外の部分が、筆者たちが通学していたころと随分違ってきている。少子化で子供が〃大切にされている〃せいなのか▼NHKのテレビニュースを見ていると、しょっちゅう小、中、高等学校の校長が頭を下げて詫びている。学校で起きた「事件」の責任が、学校側にある、と問われるからのようだ。見るたびに「そうだろうか」と思う ...

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東西南北

2005年7月26日(火)  告発の続出で高まった政治リスクが二十二日、金融市場を直撃した。まずメリル・リンチ投資銀行が、ブラジルのカントリーリスクとドルの評価を引き上げ、投資勧誘に待ったを掛けた。ドルは一・七四%上げ、二・三九八レアルへ。カントリーリスクは二・九七%上げ、四一六ポイントへ。投資家が最も恐れているのは、告発の矛先 ...

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大耳小耳

2005年7月26日(火)  バウルーのパウリスタ神社は、パウリスタ線にある数少ない神社の一つだ。車の事故が起きないよう毎年の大祭で「参加車」にお祓いをすることで知られる。今年の大祭の奉納行事は、同地日本語学校の和太鼓チーム「無限響」の演奏だった。演芸会ではカラオケ・ダンスが披露されたが、これはさすがに「奉納」の部には入っていな ...

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コラム オーリャ!

 髪や鎖を吊り下げていたり、水を絶えず降らせていたこともあった。  サンパウロ市ブラジル銀行文化センターの入り口ホール。高さ三階分の吹き抜けが企画展毎に趣向を凝らした空間に変化する。 今回は大ナマケモノの化石が高台の上に並べられ、二、三階から見下ろすと楽しめる仕掛けになっていた。二十三日から始まった「アンテス―先史時代の歴史」展 ...

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コラム 樹海

 「やばい」は俗語であり「危ない」と云うような意味合いを持ち辞典によっては「もと、盗人などの隠語」としている。余りいい言葉ではないし、きちんとした場所などで使うのは避けた方がいい。ところが、今の若い人々は、「すごい」や「おいしい」「すばらしい」を「やばい」と語るのだそうだ。10代の71パーセントが、こうした新語派である▼言葉は時 ...

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コラム 樹海

 日本では「北朝鮮のノドンが怖い」「核兵器製造に着手したらしい」と脅威論が賑やかだが、本当に怖いのは中国の軍事力であるのを見落としているようだ。昨年は中国の原子力潜水艦に領海侵犯されたし、海軍力を背景にした南シナ海における行動は、領土問題にまで発展してもいる。中国の軍備拡大路線は十七年も続き予算が連続して2ケタ増という急進ぶりで ...

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東西南北

2005年7月23日(土)  グシケン前広報局長官は閣僚扱いから降格され、さらに広報局(SECOM)からも離任することになった。これからは、ナノテクやバイオディーゼルなどを扱う大統領府管轄下の国家戦略課へ配属の予定。大統領側近は前長官を労組時代の同志のよしみとして、大統領府から排除することなく、広報活動資金一三億レアルの行方に対 ...

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大耳小耳

2005年7月23日(土)  東京で勤務する警察官は約四万五千人。同じ一千万都市であるサンパウロ市では約二万人と、その半分にも満たない。徳田専門家によれば、日本全国にある交番は四千六百五十五。日本の国土と同じサンパウロ州内の交番は約二百二十とこれも比較にならない数字だ。地域警察による検挙率は全体の七、八割を占めるという。この国に ...

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コラム オーリャ!

 ブラジルでますます盛んになってきているカラオケ。子どもからお年寄りまでこれに懸ける思いは強い。聞くところによると毎週大会に参加し、多い日だと一日に三つの大会に出場する人も。歌わない日があると「何か物足りない」と言う。  先日訪れた大会では、皆プロ顔負けの歌唱力。彼らは「出場者」と呼ばれるのではなく、もはや「歌手」と呼ばれている ...

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コラム 樹海

 米国ヴァージニア州の一部の公立小学校で、正課で日本語学習がおこなわれていた。近年、それが中国語学習に替えられる傾向があらわれている。中国との「縁」が深まって来たからだそうだ▼企業提携がある。輸入品も増える。日常生活のなかに中国製品がしっかり入り込む。人の交流だって激しくなる。意思疎通をなめらかにするため、中国語が必要になる―こ ...

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