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コラム

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コラム 樹海

  移民社会は「県人意識」が強い。日本在住時、オレは△△県人だ、と意識しない人でもブラジルに来れば、県人会にはまり込んだりする。だから、都道府県全部の県人会ができあがる▼一世が元気で諸活動の一線にいたころ、事業に成功して、人並み以上の資産を持った人が、同県人とわかったとき、「へぇー」という軽い驚きや、ちょっぴり羨望と誇りを感じた ...

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東西南北

1月12日(水)  外務省は、インド洋大津波によるブラジル人行方不明者四十一人の捜索を続行すると発表した。三百六十二人のブラジル人は生存者と死者も含め、すでに身元が確認された。外務省の発表では、インドに十七人、タイに十四人、インドネシアに三人、スリランカに二人、マルジバ島に一人、他に四人の行方不明者がいる。彼らは観光ビザで入国し ...

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コラム オーリャ!

  先日ブラス区を歩いていたら、麦わら製品の専門店をみつけた。オイアポケ街の小道だ。  規格外れのつばをもつ帽子が目を引いた。体全体がすっぽり影に覆われるくらいの大きさだ。酷暑の海辺で暮らす人たちが着用するものらしい。  それぞれの風土にふさわしい形のつばがあるものだと感心する。この〃大つば〃帽子を、青空の狭いサンパウロ市の陋巷 ...

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コラム 樹海

  日本の祝日も次から次ぎと変わってしまい「成人の日」は1月の第二月曜日になってからもう六年にもなる。当方は一月十五日とばから覚えているのでいささか戸惑うけれども、今年もまた多くの若人らが成人として社会の仲間入りをしたのは喜ばしい。が、ここ数年の傾向なのか「荒れる成人式」が数箇所で起きたのは真に遺憾と申すしかない▼沖縄県の那覇市 ...

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東西南北

1月11日(火)  ゴイアニア市で十七年前に放置されたセシウム一三七の放射線被爆者が、予想以上に多いことが明らかになった。昨年末までに、当初予測を上回る六百二十一人が異常を訴えて治療を受けた。放射性物質が放置されていた場所から二百メートル平方以内の居住者のうち二十三人がガンを発病。放射性物質は当時四カ所を移動したため、汚染地域は ...

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コラム オーリャ!

 海が何より好きだ。メキシコやミクロネシア諸島など世界各地で、海底洞窟や巨大ザメとの遭遇を求めてスキューバダイビングを楽しんできた。  最も美しかったのは「アンダマン海の真珠」と称えられるプーケット沖に浮かぶピピ島だ。  六年前の正月休み、妻と二人でこの「天国」にいた。南北八キロ、東西四キロの細長い同島は、商業化とは無縁で、素朴 ...

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コラム 樹海

  日本もやっと女性天皇を認めそうな―そんな気配がし始めた。読売新聞の報道によると、小泉内閣は近く「皇室典範」の改正に取り組み、新しい皇室を目指しているらしい。まだ「女性天皇を認める」の条文が明らかになってはいないけれども全体の流れとしては「容認する」を前提にしているし、将来的には「女性天皇」も決して夢ではなくなったのが嬉しい▼ ...

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東西南北

1月8日(土)  パラグアイ通いのかつぎ屋を運ぶ観光バスが六日早朝四時、マージナル・チエテで強盗に遭った。乗客が警察に通報したところ、犯人一味の逮捕と同時に、かつぎ屋の商品も一網打尽に押収された。乗客らは強盗に盗まれた方が良かったと後悔。強盗犯も商品を奪うが、乗客を犯罪人扱いし調書にサインを強制することはしない。取り調べ中に犯人 ...

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コラム オーリャ!

  ぶらじる丸処女航海の同船者たちと日本留学・研修生OB会・ASEBEXのメンバーたち。彼らに共通しているのは、苦労話や失敗談を、懐かしい思い出の一部として消化している点だ。  七、八回職を変えたと、同船会で泣きだす人。バスの乗り方が分からなくて恥ずかしい思いをした留学生。それぞれ苦い思い出はあるが、仲間同士で「あんなこともあっ ...

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コラム 樹海

  昨年末、ロンドリーナでパラナ詩吟祭りが催された。民謡団体の友情出演もあり、祭り名称をパラナ詩吟・民謡祭りと言う人もいた。詩吟だけでは舞台が盛り上がらないだろうから、と応援したのだ。応援できるほど民謡愛好者たちに潜在力がある。パラナの「うたファン」は歌謡、民謡は依然人気を保っている、とみている▼一方、一つの県人会だけでも民謡コ ...

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