6月10日(火) 大サンパウロ市圏リオ・グランデ・ダ・セーラ市のラモン・ヴェラスケス市長(PT、三九)が七日夜、自分を殺そうとした男を車でひいた。市長によると、ロンバーダでスピードを落とした時、覆面を被った男に銃を向けられたという。市長は慌てて男をひき、そのまま警察署へ直行。「バックミラーで覆面男を助けたもう一人の男を見た」と ...
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コラム 樹海
ペルーは日本人移民を早くから受け入れた国であり、故・宮坂国人氏が大学を卒業して移民事業会社に就職し赴任したところでもある。幕末には支那からの移民を乗せたペルーの船が横浜で問題となったこともあるが、日本人にとって親しみが増したのは日系二世のフジモリ氏が大統領になってからと見ていい▼人気も高かったし経済の立て直しにも力を振るった。 ...
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先週サンパウロ市で「肉牛見本市」が開かれ、各国からの業者でにぎわった。ブラジルは九月まで農閑期。農・畜産関係の見本市の季節だ。 地方ではロデイオが一緒に行われるのが伝統になっている。あれに見るように牛の本性は荒々しいが、一般に鈍重の印象が強く、「牛歩」「牛の籠脱け」の文句もある。 「牛の糞」なる言葉にも出会った。「女にとっ ...
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男の社会も近頃はお洒落が流行らしい。鼻や耳に始まり臍にまでピアスなるピカピカを付けたりもする。髪の手入れも大変なもので「床屋」ではなく「美容室」とか「サロン」と呼ぶ。イガグリなら三レアルなのに「整髪代」もかなりの金額に達するそうだ。短髪も見かけるけれども、鋏の細工というか「技」を駆使しての細かな模様が入っての美術型で複雑怪奇な ...
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男の社会も近頃はお洒落が流行らしい。鼻や耳に始まり臍にまでピアスなるピカピカを付けたりもする。髪の手入れも大変なもので「床屋」ではなく「美容室」とか「サロン」と呼ぶ。イガグリなら三レアルなのに「整髪代」もかなりの金額に達するそうだ。短髪も見かけるけれども、鋏の細工というか「技」を駆使しての細かな模様が入っての美術型で複雑怪奇な ...
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王様ペレーの退位とともに滅亡の危機に瀕していた「サントス王国」が今、再び勢力を盛り返しつつある。 南米の全クラブが垂涎するリベルタドーレス杯で、サントスは決勝進出に向け大きく前進した。 奇妙な一致が、王国復興の前兆なのか。 ペレーを擁し最後の優勝を勝ち取った一九六三年の同杯で、サントスは決勝でボカ・ジュニオールス(アルゼ ...
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6月6日(金) エニーラ製薬会社製のX線用補助薬剤・セロバール(硫酸バリウム)が原因で、サンパウロ州サンタ・カーザ・デ・イガラパーヴァ市在住の五十六歳の男性が五月二十九日に死亡した。サンパウロ州では初めての犠牲者となった。ブラジルではすでに二十人の死亡が確認されている。同男性は使用禁止となった二十八日にセロバールを飲んでいた。 ...
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老人クラブ連合会のさきのカラオケダンスパーティ(バイレ)の参加者は、最年少五十一歳、最高齢八十七歳であった。若い人たちばかりのパーティもある。若年、高年を問わず、日系人のダンス熱は高まる一方だという▼にもかかわらず、景気停滞のせいか、競合する催しが多いせいか、バイレの入場料をむやみに値上げできないそうだ。いくら好きな人たちが集 ...
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サンパウロで立て続けに友人の結婚式があった。荘厳なカトリック教会での儀式、引き続き開かれる豪華な披露パーティー。 最初のカップルのパーティーは、教会付属のホールで行なわれた。ほの暗い照明のもと、生演奏のジャズに聞き惚れながら、シャンパン片手に二人の門出を祝福。 二組目は沖縄県人会館で披露宴。会館ホールに長机がずらり。その両 ...
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6月5日(木) PTのジェノイーノ党首が二日夜、危機一髪で誘拐拉致を免れた。党首が自宅前で乗車しようとしたところ、くしを忘れて戻った留守に武装した三人組が秘書と運転手を連れ去った。党首はTV番組に出演のため、自宅を出発するところだった。秘書と運転手はクレジット・カードや携帯電話を奪われた後、解放された。怪我はなかった。 ...
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