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2008年

アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(23)=「黒装束の曲者」ウルブー=保護鳥、「功」が「罪」より多い

ニッケイ新聞 2008年1月30日付け ◇獣の話(8) 貧歯類 〔鎧鼠、タツーの続き〕  狩りなどをしていて、タツーを見つけて追いかける。穴の中に逃げ込まぬ先に蹴転がすか、犬が捕まえるかしなければ、穴の中に頭を突っ込んだが最後、どんなに尻尾を掴んでも引っ張り出すのは不可能である。しっぽが先細りになっていて、力がはいらぬ上に、滑り ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(22)=動作緩慢、泳ぐ「なまけもの」=アマゾン河横断の記録も

ニッケイ新聞 2008年1月23日付け ◇獣の話(7) 貧歯類〔タマンドゥアー・バンデイラ、続き〕 面白いことに雨が嫌いで、パラパラ、ザーッと雨が降る音がすると、うずくまってしまう。それで森の中でいきなり出会うと、向こうも立ち上がって大手を拡げている。うっかりこれに突っかかると抱きしめられて、それこそ「死の抱擁」である。 それで ...

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北パラナ、アサイ市の〃日本人家族〃を訪ねて(4 終)=日本の日本人は知らない=純血を誇る子孫がいることを

ニッケイ新聞 2008年1月22日付け  二世の父親は非日系のブラジル人を、「ガイジン」もしくは「ブラジル人」と呼んだ。日本で言うガイジンはたいてい他国籍の人を指す。しかし、この場合のガイジンは、国籍の差違を意図していない。ブラジル籍の父親が、同じ国に暮らす非日系人を人種・習俗、価値観の違いからガイジンと呼ぶのはおもしろい。   ...

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北パラナ、アサイ市の〃日本人家族〃を訪ねて(3)=映画館が消えてビデオが…=夢中で見て日本と繋がっていた

ニッケイ新聞 2008年1月19日付け  「あなた日本から来た一世なの」―。元旦午前、父親といっしょに市内のブラジル人の店にシュラスコの食材を買いに行った際、店で会った地元の日系人夫婦にそう質問をうけた。一世の若者は珍しいといった感じだ。  この言葉を聞いて、日系三世の知人が学生時代にアサイで交流した日本の若者たちとの話を思い出 ...

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北パラナ、アサイ市の〃日本人家族〃を訪ねて(2)=食後「ごちそうさま」に対して=「お粗末さま」と主婦の答え

ニッケイ新聞 2008年1月18日付け  「アサイに入植した日本人は二、三年稼いで帰るつもりだったから、平で肥沃な土地はみんなコーヒーや棉畑にしてね。住むところはどこでもよかったんでしょ。だからこんな坂ばかりの街ができたんだよ」。  市内に急な坂が多い理由を父親に尋ねると、そう教えてくれた。メイン通りのリオデジャネイロ街もゆるや ...

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北パラナ、アサイ市の〃日本人家族〃を訪ねて(1)=二世、三世が「日系」と言わない=ごく普通に「日本人」と表現

ニッケイ新聞 2008年1月17日付け  滞伯一年半余りの記者は、今年の正月を北パラナのアサイ市で過ごした。サンパウロ市に暮らす知人の日系女性の実家に招かれたのだ。三十五度以上の真夏日が続く中、チラピアとマグロの刺身、シュラスコ、お雑煮、年越しそばを食べ、NHKの紅白歌合戦を楽しみ、そして一家とともに本門仏立宗の寺で新年を迎えた ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(21)=吸血蝙蝠、互いに毛を舐め合う習性=毒塗って放し、舐め合わせ駆除

ニッケイ新聞 2008年1月16日付け  ◇獣の話(6)  翼手類  〔大蝙蝠〕  翼を広げると最大七十センチ以上に及ぶ。アマゾン河もマウエスより上流のソリモンエス地方に棲むといわれる。不用心に眠っていれば血を吸われる。  〔吸血蝙蝠〕  体長七~八センチ、帯赤褐色、大きな門歯と犬歯を持ち、人畜を襲い吸血する。顔面に白い筋がある ...

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連載(下)=日本の教育現場レポート=保見団地のデカセギ子弟=外国人新入生の方が多い=ポ語で合唱する公立校

ニッケイ新聞 2008年1月15日付け  【愛知県発】保見団地内には二校の公立小学校がある。両校ともブラジルをはじめとする外国人児童の割合が三割、四割を超える。  入管法改正の前年に開校した西保見小では、〇七年度の一年生は、日本人の数を外国人が上回った。  公立とは言え、小学校内には日ポ両語で掲示物が貼られたり、日本語教室や通訳 ...

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連載(中) =日本の教育現場レポート =保見団地のデカセギ子弟 =増える準二世や二世 =ブラジルの習慣教える

ニッケイ新聞 2008年1月12日付け  【愛知県発】テーブルの上に並べられた、サウガジーニョやボーロの皿の数々。壁に貼られたサンタクロースの絵や、入り口に飾られたキリストの生誕像が、日本のクリスマスとは違う、ブラジルのナタールを感じさせる。  昨年十二月二十五日、パウロ・フレイレ地域学校(エコパフ)では、各家庭からの持ち寄りで ...

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連載(上)=日本の教育現場レポート=保見団地のデカセギ子弟=ブラジル人校は憩いのひととき=ブラジル式に切る替わる

ニッケイ新聞 2007年1月11日付け  日本のデカセギ子弟の教育現場とは――。二〇〇五年に本紙で記者研修をした秋山郁美さん(25歳、静岡県出身)は現在、日本に帰国して愛知県に在住している。週に一~二度、愛知県豊橋市にあるブラジル人が多いことで有名な保見団地の、ブラジル人学校でボランティア活動をしている。「デカセギ子弟同士でも日 ...

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