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松田潤治郎『ハチドリの歌』=自費出版文化賞特別賞を受賞

 松田潤治郎さんが2013年12月に埼玉で自費出版した「ハチドリの歌」が第22回日本自費出版文化賞特別賞を受賞した。その功績を讃えて昨年12月15日、東京千代田区のアルカディア市ヶ谷で表彰式が行われた。  松田さんは1970年から通算17年間ブラジルで生活した経験を持つJICAのOB職員。現在は横浜の海外移住資料館のボランティア ...

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心田を開発するアマゾン森林農法=フィリピン農業に貢献した日本人=神奈川県在住 松田パウロ(林業技師)=(5)

少食知多の時代へ  ラテン社会では、東洋の仏教思想である『小欲知足』は通じない。  強欲な支配者との対立が深まる社会で、個人の欲を制限することは弾圧と受け取られやすい。  万人が理解できるご利益(りやく)のある表現として、小欲を少食と表現してみたい。  農作物や家畜や人には、栄養の吸収性を高め、無駄なく有効に吸収させる手法は、す ...

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心田を開発するアマゾン森林農法=フィリピン農業に貢献した日本人=神奈川県在住 松田パウロ(林業技師)=(4)

カカオの楽園アマゾニア  戦前の高拓生は、教養の高い若者ゆえに、すぐれた発酵食品に巡り会い、アマゾニアの風物を楽しんできた形跡がある。アマゾニアは1960年代に入り、南伯から押し寄せるブドウ酢に圧倒され、農家の自家製のカカオ果実酢は、ほとんど消滅してしまった。  南伯のブドウ酢は、安定した品質と価格であるが、酢酸発酵の進行を楽し ...

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ボルソナロ大統領もやっと認識?

 17日夜、ボルソナロ大統領が議会に非常事態である事を認めるよう要請したとの報道が流れ、「おや? 大統領の態度が変わった」と思った。  というのは、同日昼過ぎは、無用の外出や人ごみを避ける事を勧め、映画館やショッピングセンターの閉鎖やスポーツの試合中止などを命じた知事達の行為を批判していたからだ。大統領は知事達を批判した際、法定 ...

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心田を開発するアマゾン森林農法=フィリピン農業に貢献した日本人=神奈川県在住 松田パウロ(林業技師)=(3)

椰子酒で乾杯  太平洋戦争直後、ビザヤの島々に進駐したアメリカの海兵たちは、島の男が全く働かないことに驚いたと言う。朝から椰子酒を呑み、まどろんでいるからだ。  その椰子酒は「チュバ」と呼ぶ。適時ココヤシに登り、花穂を切り、直径20センチメートルほどの竹の筒をぶら下げれば発酵は開始する。  好みの酸度で仲間でまわし呑む。天然の麹 ...

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心田を開発するアマゾン森林農法=フィリピン農業に貢献した日本人=神奈川県在住 松田パウロ(林業技師)=(2)

お米の神様  太平洋戦争時、ルソン島山岳地帯の激戦地バギオは、今なお山岳信仰の玄関であり、精霊たちの 棲み家へと私たちを、いざなう。ベンゲット・マツは、清浄が空気を生み出しているのだ。  イフガオ族の棲むボントック地方は、世界遺産の棚田が天高く、視界いっぱいに開けている。 二千年の時をきざみ、2万へクールにおよぶ棚田を見守る神様 ...

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新型肺炎で続々とイベント中止=日系社会でも悪影響が甚大に=県連故郷巡り延期、蘭展中止

 中国を発生源とする新型コロナウイルス(COVID―19)のブラジル国内の感染者1人目が2月26日に発見された。それから2週間あまりの13日午前10時半現在で151人を数えるまでに急増し、今後さらに爆発的に増えると予測する専門家も出てきた。これを受け、コロニアでも近日開催予定だった各イベント、例えば県連ふるさと巡り(来週出発予定 ...

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心田を開発するアマゾン森林農法=フィリピン農業に貢献した日本人=神奈川県在住 松田パウロ(林業技師)=(1)

 南洋から南米へ――海外雄飛する日本人の勤労の美徳は、進化を続けている。  モーレツな奥地前進主義に挫折し、勤勉の限界を知る時、余暇の有効活用の重要性に目覚める。  熱帯圏では、機械も人間も消耗が激しく、燃料以上に潤滑油の補給が重要になることを。  完全に壊れてしまっては修理できない熱帯圏の過酷さは、移り住まないことには理解でき ...

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第9回「ぶらじる丸」同船者会=最後の同船者会を節目の還暦に

 1960年3月13日サントス港に到着した「ぶらじる丸」の同船者会、『第9回「ぶらじる丸」同船者親睦会』が13日午前10時から、サンパウロ市リベルダーデ区の群馬県人会(Rua São Joaquim, 526)で開催される。会費60レアル。  主催の松田典仁さんは「皆もう高齢になり、今回が最後の同船者会になるかもしれない」と語っ ...

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人文研=10年ぶりに紀要を発刊=高知移民、満州引揚者ら考察

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)は、10年ぶりとなる紀要第8号『人文研』(178頁)を昨年11月に発行した。人文研関係者や公募により寄せられた論文・研究ノートが掲載されている。若手研究員らが調査成果を定期的に発表していくことの重要性を訴え、再刊行の運びとなった。  内容は次の通り。▽寄稿論文「人文研前史―サンパウロ人 ...

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