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笠戸丸 関連記事

『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(3)=内山主幹「通説が問題だな」

 「アンシエッタ島の刑務所へ送られたではないか。それが、有罪判決が出た証拠」と反論する人も居るであろう。が、これは、その刑務所を臨時に拘置所代わりに使用したものであり、収監・服役ではない。(襲撃実行者は無論、起訴され、有罪判決を受け、受刑した) 勝ち負け抗争では、無実の数千人が拘引され、その相当数が虐待・拷問を受けた。後遺症に苦 ...

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沖縄移民研究塾=同人誌「群星」を自費創刊=宮城さんら成果を一冊に=11日にサンパウロ市本部で合評会

(左から)高安、宮城、嶺井さん

 沖縄県人会移民研究塾(宮城あきら代表)が5月、同塾での研究成果をまとめた同人誌「群星(むりぶし)」を創刊した。日ポ両語の白黒180ページで、過去の出版物刊行式やボリビア移住地、沖縄民謡を納めたDVD(約2時間)も付属する。先月30日、宮城代表らが来社して説明した。一つの県の県人だけで研究会を立ち上げ、このような同人誌を自費で発 ...

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笠戸丸で来た沖縄県人移民を知るならこの一冊

完成した本を手にする著者の赤嶺さん

 足跡をたどるのが最も困難な笠戸丸移民について、これほど足を使って調べ上げた本があっただろうか――。本紙が編集して沖縄タイムスから昨年末に出版された『未来に継ぐ裔孫』(赤嶺園子著、80レアル)は、笠戸丸で渡った沖縄県人移民325人の生涯を丹念に記した貴重な記録集だ。サンパウロ州はもとより、リオ州、南麻州、遠くは亜国や沖縄県まで家 ...

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「日本移民の日」を記念して=在サンパウロ日本国総領事 中前隆博

 「日本移民の日」を迎えるにあたり、ご挨拶を申し上げます。 日本人のブラジル移住は今年107周年を迎えました。第一回笠戸丸移民の方々がサントスに上陸されて以来、戦前戦後に日本からブラジルに移住した約26万人の方々、またその子孫の方々は、今日の日伯両国の発展に多大な貢献をされてこられました。 在サンパウロ日本国総領事館は、1915 ...

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ニッケイ俳壇(843)=富重久子 選

今年6月18日、サンパウロ市イビラプエラ公園内にある先没者慰霊碑前で行われた追悼法要の様子

   プ・プルデンテ       小松 八景  移民の日語り伝へて次世代へ【六月十八日はいみじくも「移民の日」である。戦後移民の私共には、その苦労の真相は新聞や書籍、或いはその方々から聞かされる実話によるしかないが、つくづく身にしむ思いの募るものばかりであった。ここに掲げる五句は、その移民の日を簡明に潔く詠まれた俳句として、明日 ...

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サンパウロ州議会で「移民の日」=木多前文協会長らを表彰

感謝状を受け取るチバナさん(左)

 6月18日の「移民の日」を記念し15日夜、イビラプエラ区のサンパウロ州議会で「日本人移民107周年記念式典」が開かれた。飯星ワルテル、大田慶子、ウィリアン・ウー各連邦下議、羽藤ジョージ、西本エリオ両サンパウロ州議、野村アウレリオ、羽藤ジェオルジ、大田正高サンパウロ市議が企画した。 中前隆博・在聖総領事や池田リュウゾウ陸軍少将、 ...

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先亡者に思い馳せ107周年=教会や慰霊碑前で式典=「50年前から毎年ミサに」

一斉に読経する僧侶ら

 笠戸丸の着伯から107年が経過した18日、例年通り「日本移民の日」を記念した各種慰霊式典が開催された。サンパウロ市では午前中、ジョン・メンデス広場のサンゴンサーロ教会で「先駆者慰霊ミサ」、イビラプエラ公園内先没者慰霊碑前で「追悼法要」が執り行われた。午後からは文協の大講堂で仏式法要が行われ、焼香の列が長く並んだ。  午前8時か ...

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「ちばりよー・うりずん会のぐすうよー」=ブラジル連邦共和国在那覇名誉領事 西原篤一

 沖縄県は、日本列島の南西方向に位置し、日本最南端が熱帯地域との境界にあたる波照間島。最西端は国境の島として知られ、台湾に最も近い与那国島がある。また、沖縄県内の島は大小合わせて60余あり、沖縄本島、宮古島、石垣島に人口が集中している。 1879年(明治12年)の廃藩置県で、琉球國は沖縄県になり、1945年沖縄戦、1972年5月 ...

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笠戸丸移民、一世紀の物語

 「初期移民は苦労した」「それに比べたら私ら戦後移民は―」という話す人たちは移住当時、実際に体験を聞いたのかも知れない。ただ、移民107周年を迎える今、その苦労は想像するしかないし、漠然としたイメージしかない。そうした意味で、未来に残すべき本が出版された。笠戸丸・沖縄移民の足跡を徹底調査した『笠戸丸移民 未来へ継ぐ裔孫』(赤嶺園 ...

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笠戸丸沖縄移民を徹底追跡=『未来へ継ぐ裔孫』、日ポ両語で

完成した本を手にする著者の赤嶺さん

 笠戸丸移民の4割を占めた325人の沖縄系移民の足跡を徹底調査した『笠戸丸移民 未来へ継ぐ裔孫』(赤嶺園子著、306頁)が発売中だ。80レアル。 本紙と提携関係にある沖縄タイムス(本社・那覇市)から昨年10月に発行、ニッケイ新聞が編集協力した。 市町村別に、ブラジル永住者、アルゼンチン転住者、帰国者にわけ、生年月日、渡伯時年齢、 ...

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