ホーム | 特集 | 新年特集号 (ページ 19)

新年特集号

ルーラ政権の初年度占う=占星術 大統領は失脚=他の占いも総じて悲観予想

2003年1月1日(水)  【アゴーラ紙】PT(労働者党)のルイス・イナッシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ名誉総裁が昨年、大統領選で勝利を収め、ブラジル全国で〃ルーラ旋風〃を巻き起こした。果たしてルーラ氏は、国民の期待に応じられる大統領になるか? 占い師たちは、ルーラ政権が「予想よりも保守的になりそう」と予言している。  『占星術』( ...

続きを読む »

文協は今、経営理念の再追求=改めて問う=日系社会の新リーダー像

2003年1月1日(水)  ブラジル日本文化協会の改革が検討されている。まず文協の経営理念の再追求だ。その理念を具現するリーダーも新たに求められている。文協に限らない。日系コムニダーデの新指導者は、過去がそうであったようにはいかないだろう。では、どういう「新たな指導者像」が、いま必要とされるのか。それを確かに描いている人たちの意 ...

続きを読む »

日伯関係強くする人材=サンパウロ総領事 赤阪清隆

2003年1月1日(水)  二十一世紀のリーダーはあくまでも日系社会の皆さんが選ばれるものだから、領事館サイドが口を出すべき性質の事柄ではないと思っています。ただ、誰がリーダーとなっても今まで同様に緊密な関係を維持していきたいと思います。  百四十万人の日系社会も近年はまとまりが失われつつあると言われていますが、やはり積極的に日 ...

続きを読む »

何よりも理念持つ人=商工会議所会頭 田中信

2003年1月1日(水)  リーダーの理想像は時代によって変わらない。それは、日本人の心の糧である中国の古典によっても証明される。  中国では上に立つ人の心得として、下の人の手本となり、目標を周知徹底させ、やる気を奮い立たせるように教えている。立志と言います。任を責めることを責任といい、部下がきちんと任務を果たしているか見届ける ...

続きを読む »

集団的指導体制確立を=人文研理事 鈴木正威

2003年1月1日(水)  一人の優れたリーダーをというよりも、様々な分野に才能をもった人材を集めた《集団的指導体制》を確立する方が、現実的だろう。  日系団体はいま、その組織力を統合、集中するべき時期に来ている。状況の変化に対しては絶えざる《自己革新》を図る必要がある。  すぐに合併と急がなくとも、横のつながり=交流を築くこと ...

続きを読む »

バランス感覚ある人=元県連会長 網野弥太郎

2003年1月1日(水)  リーダーの条件、これは言ってしまえば『バランス感覚』の一言に尽きるんじゃあないか。もちろん理念や方向性を提示できるという事も大事ですよ。しかし、かつてはカリスマを持った人間がいたわけですよ。またそういう人が傑出して素晴らしかった。その時代、流れの中でね。でも一人の人間に期待する時代は終わったんですよ。 ...

続きを読む »

カリスマと先見の明=文協事務局長 安立仙一

2003年1月1日(水)  四十五年間、文協で働かせていただいた関係で言わせてもらえるならば、リーダーの中のリーダーだなと思いますのは、やはり、初代文協会長の山本喜誉司さんでしょうか。  その当時、リベルダーデ広場九十番にあった事務局が三百平米だったんですけど、その時に十三階建ての日本文化の殿堂を建設するという大構想を打ち立てた ...

続きを読む »

人々を惹きつける魅力=会社経営 中村勉

2003年1月1日(水)  リーダーに求められるものは、人々を惹きつける魅力である。その源は、不特定多数の求める価値、即ち公共財の実現にある。そして、実現の手段は、経営資源、ヒト、モノ、カネ及び情報の四つである。  経営資源(手段)は、常に不十分であり、公共財(目的)は無限の広がりを見せ勝ちである。限られた手段で目的を達成する為 ...

続きを読む »

不可欠、身辺の清潔感=会社経営 赤嶺尚由

2003年1月1日(水)  最近、日系社会の中心機関ともいうべきある団体のトップが、一族郎党とまではいかなくても、相当大人数の家族を引き連れて高級日本料理店で食事をし、クレジット・カードを使い、会のカネで支払いを済ませていた、という風評を耳にしました。  数年前、沈滞していたこの会にムダンサ(変革)を遂げさせることを旗印に掲げて ...

続きを読む »

構想力など条件3つ=援協事務局長 山下忠男

2003年1月1日(水)  ①二世で社会的地位、人格、教養があり、まわりから認められている人、日伯両語堪能  ②事業に対する構想と実行力、熱意と信念を持ちゆずり合える心、包容力のある人  ③経済的余裕と心煩わせない落ち着いた生活、家族の理解、協力のある人  以上の三つの条件をクリアすることが望ましい。三拍子そろわなくても、これに ...

続きを読む »