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三島由紀夫は、なぜコロニアについて書かなかったのか

若き日の三島由紀夫(By Shirou Aoyama [Public domain], via Wikimedia Commons)

 三島由紀夫とブラジルは相愛関係かもしれない。当地では『Depois do Banquete(宴のあと)』(Edinova、1968年)以来、代表作をほぼ網羅する約20冊もの翻訳書が出版された。日本人作家としては稀だ▼1951年は1月に日伯毎日新聞が戦後初めての芸能使節団・東海林林太郎らを呼び、4月に元皇族・多羅間俊彦さんが渡伯 ...

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ブラジルのリセッションはもう終わった?

 ミシェル・テメル大統領とエンリケ・メイレーレス財相が21日、年金制度改革に関する議員達との会合中、ブラジルが直面している経済危機に関連する発言を行った▼リオ・デ・ジャネイロ州議会が水道公社民営化を承認した事で、連邦議会で地方自治体への財政支援のための法案承認を図る材料が出来たと評価したのは大統領だ。同州は他州に先駆けて財政上の ...

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リオのカーニバルで人生を変えた(?)三島由紀夫

グイド・レーニによる聖セバスチャンの殉教図(I, Sailko, Public domain, via Wikimedia Commons)

 杉山欣也金沢大学教授の人文研研究例会(21日付7面で詳報)には、考えさせられるところが多かった。27歳だった三島由紀夫が選んだ最初の世界旅行(1951年12月から半年間)の主要訪問地がリオ、ローマ、アテネだったからだ。生涯に3回も世界旅行したとはいえ、初回こそ一番行きたい場所を選ぶ。そこにブラジルは入っていた▼三島は24歳で発 ...

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《ブラジル》オデブレヒト証言の大津波とテメルの防波堤

2016年7月31日、パウリスタ大通りの抗議行動で、群集が「モーロ、モーロ、モーロ!」と大合唱する様子

 大津波がやって来る―。ラヴァ・ジャット作戦のオデブレヒト社(O社)幹部司法取引証言の津波が、もうじきブラジリア政界を襲う。それに備えて、テメル大統領は防波堤を築いている。「防波堤」とは「法的免責」(foro privilegiado、以下FP)のことだ。公的権力の中心にあるものは国家安定を最優先するために、その役職にいる間は刑 ...

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サルの声なき声に耳を傾け、救われた町

 近年にない規模の流行状態に至った黄熱病。患者や死者が群を抜くミナス州で、周囲の町では患者が続発しているのに、感染が疑われる患者すら出ていない町がある▼人口5700人の農業の町フランシスコポリス。感染が疑われる患者の有無を示す地図で見ると、105人のラダイーニャや50人のポテ、35人のイタンバクリ、31人のテオフィロ・オトニなど ...

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《ブラジル》米軍基地問題と沖縄戦後移民の不可分な関係

刊行を祝って乾杯

 戦後移民・山城勇さんの回顧録出版会を取材して「生きた歴史がここにある」と強く感じた。1943年に満州開拓青少年義勇軍に志願して大連の380部隊に派遣され、1年半で終戦を迎えた。玉音放送の直後、《上官たち数人が、部隊で飼われていた豚を、軍刀で片っ端から切り殺していく姿を目の当たりにした。良く見ると、豚は首半分切りの頭を引きずりな ...

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《ブラジル》テメル政権を来年まで続かせる詰めの一手

モラエス氏とロボン氏(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 テメル政権は来年まで続きそうだ――年始は1年の政治の骨組みを作る時期であり、ムリヤリ一言でまとめるとそんな印象だ。その詰めの一手といえるのが、モラエス法相を最高裁に送り込む人事だ。これは将棋でいう「詰め」の感じがする▼最高裁は「閣僚特権」がある政治家の捜査を許可できる唯一の機関であり、有力政治家には最も怖い存在だ。だがカルメン ...

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ブラジルのお役所仕事と政治家の素早さと

 ブラジル国内面担当という立場上、〆切後、その後に出た記事や紙面に入らなかった報道を確認するが、呆れたり、腹が立ったりする記事によく出会う▼7日夜は、ルーラ元大統領が「官房長官就任差し止めは最高裁の歴史的なミスだ」と指摘して修正を求めたとの記事や、クーニャ元下院議長が「ルーラ氏夫人の故マリーザ氏と同じ脳動脈瘤があるのに刑務所内で ...

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ブラジルが太平洋に通じる鉄道を持ったら?

中国がブラジルとペルーをつなぐ鉄道を作る構想を発表したときの記事

 「ブラジルが太平洋に通じる鉄道を持ったらどうなるか?」というのは夢のような話だが、トランプ就任が時代の変わり目であることを考えれば、再考してもいいのではないか。トランプがTPP離脱を宣言したことで新しい動きが生まれている。ブラジルとアルゼンチンが1月31日、「日本、カナダを始めとする太平洋諸国との関係強化を望んでいる」との声明 ...

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《ブラジル》菊地義治さんの日本移民110周年実行委員長就任を歓迎

「もう一度大きな祭典を開こう!」と呼びかける西森ルイス下議

 パラナ州では1月29日に連合会総会が開かれ、上口寛氏(66、鹿児島県)が新会長に選ばれ、開口一番に「110周年に向け、今日から動き出さなければ」と提言。その場で西森ルイス連邦下議を祭典委員長、折笠力己知(りきち)前連合会長を祭典副委員長、上口氏を実行委員長とする実行委員会が発足した。実にテキパキとした動きだと感心する▼サンパウ ...

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