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《ブラジル》カーニバル、今年の“顔”は?=「TVはネタの宝庫」とお面職人

カーニバルグッズとして、ボウソナロ大統領、ミシェッレ夫人、モロ法務大臣のお面を並べる小物店を紹介するエスタード紙

カーニバルグッズとして、ボウソナロ大統領、ミシェッレ夫人、モロ法務大臣のお面を並べる小物店を紹介するエスタード紙

 暦の上では、今年のカーニバルは3月5日。サンパウロ市では3月1日からサンバチームのスペシャルグループのパレードが始まる。中小規模のブロッコが街を練り歩く、道のカーニバルはすでに盛り上がり始める中、恒例の有名人、話題の人物のお面が売られ、好評を博している様子や、主要エスコーラによる新政権に批判的なパフォーマンスを、10日付現地紙各紙が紹介した。
 今年の“売れ筋”は、何と言ってもボウソナロ大統領、ミシェッレ夫人、セルジオ・モロ法務大臣のお面だ。
 「ボウソナロ新政権は“変わった奴”や“個性の強い奴”が多いから、誰の仮面を作ろうか迷う必要なんてない。TVのニュースはネタの宝庫」とお面職人のチアゴ・デ・ソウザ氏は語る。
 その他にも、新政権に軍関係者が多いことを批判する意図か、軍服を模した仮装の衣装、ダマレス・アウヴェス女性家族人権大臣の「男は青、女はピンク」発言を揶揄した、青やピンクのドレスも人気を博している。
 スペシャルグループのパレードに出場するエスコーラ、ホーザス・デ・オウロは、エスコーラ名の「ホーザ」(ピンク)にちなみ、男がピンクを着て、女が青を着て参加するイベントを企画、アウヴェス大臣の発言を揶揄している。
 スペシャルグループの別のエスコーラ「アギア・デ・オウロ」のパフォーマンスは更に過激だった。先週行われたリハーサル・パレードにおいて、エスコーラの一人がアドルフ・ヒットラーの仮装をしてボウソナロ大統領の“トレードマーク”、手で銃の形をつくるポーズを取ったのだ。
 アギアは「今年のパレードのテーマはこの行動に何ら関係がない」と発表、団員を排除することを決定した。

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