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東西南北

 「雪が降るのでは」とまで言われ、今年一番の冷え込みとなった先週末から一転、今度は最高気温が30度前後の真夏並の気温となったサンパウロ州。急に来たこの暑さに耐えられなくなったのか、8月30日は、サントスの海岸に海水浴をする人たちが殺到した。これと同じ現象は、お隣のリオ州の海岸部でも起こったと報じられている。「せっかくコロナ感染拡大が弱まっているのになんてことを」というのが州政府関係者の気持ちでは。予報だと、今週はじめは寒波が入るが、週末に近づくにつれて気温も上がるというから、次の週末も海岸へ人が殺到せぬか心配なところ。しかも、降水確率も低い。悪い影響をもたらさなければいいのだが…。
     ◎
 8月29日、30日に行われたサッカーの全国選手権。29日はパルメイラスが試合終了直前にキーパーのウェーヴェルトンに痛恨のミスが出てしまいバイアに追いつかれ1―1で引き分けた。30日にモルンビで行われた伝統カードでは、サンパウロがコリンチャンスを2―1で振り切った。これでサンパウロは2位に浮上した。また、サントスは本拠地の試合でフラメンゴに0―1で敗れた。調子の出てなかった昨年覇者フラメンゴがこれで調子づくか。
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 8月29日夜、サンパウロ市南部イピランガで、飲酒運転の車が歩道に乗り上げ、4人をひく事故が起きた。ひかれたのは4歳の女児、30歳と37歳の女性、53歳の男性で、ヴィラ・アウピナ区の病院に運ばれたが、容態についての詳細は報じられていない。運転手の24歳男性の呼気からは規定を大きく超えるアルコールが検出された。

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