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刊行

『朝蔭』 10月号

 『朝蔭』10月号(第432号)が発行された。  巻頭「句帳」(念腹、その一句「虫の秋家族少なく住み馴れし」)、「雑詠 寿和選」その3句「桔梗咲き和菓子の如き蕾見ゆ」(東比呂)、「祈りつつ七夕飾りの下を行く」(赤木まさ子)、「子猫来る首の小鈴を鳴らしつつ」(菅野繁)、「香りの歴史」(吉田凛)、「コーヴァ」(西谷晃)ほか。

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隠れキリシタンを描=中島宏さんが小説出版

著書を手にする中島さん

 サンパウロ市在住の中島宏さんが小説『クリストレイ―約束の地―』(上・下)をこの度発表した。それぞれ423、420頁。 2011年に発行の『ブーゲンビリア』(文藝春秋企画出版部)に続く、自身2作目となる本作は、物語の中心をノロエステ線プロミッソンのコロニア最古の教会、クリストレイに据える。 全10章構成となる同作は900ページに ...

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進出企業の必備書が発売=知的財産法を網羅

 書籍『ブラジル知的財産法概説』が信山社より発売された。日語281頁。著者は元国家工業所有権院長官のヒサオ・アリタ氏、弁護士でサンパウロ大学法学部教授の二宮正人氏。 工業所有権法、著作権法からインターネット上の権利義務など幅広い範囲に検討されている。また、フローチャートを用いて誰にでも分かりやすく掲示した。 二宮氏は「進出企業が ...

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『椰子樹』 366号

 『椰子樹』9月号(366号)が刊行された。 「わが愛する歌人(18)木下利玄」(石川一成)、「朝の道」(川上美枝)、「ユーカリ植林」(酒井祥造)、題詠「店・たな・てん」ほか。

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『ピンドラーマ』 10月号

 コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』10月号が発刊された。 「ブラジル版百人一語」「ブラジル社会レポート~夏本番、の前にブラジルの紫外線対策を~」に、役立ちアプリ情報やサッカー、グルメ、イベント情報も掲載。 日系書店、日本食店などで配布中。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。

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3年越しの大作600ページ=ADESC20年記念誌「道」

完成した記念誌を手にするマリーナさん(左)と西村会長

 農協婦人部連合会(ADESC、西村千世子会長)が創立20周年のため制作を進めていた記念誌『道―Caminho』が、このほど完成した。1995年の設立から20周年を迎えたADESCにとって、15周年時の『絆』に続く2冊目の記念誌となる。 題名の『道』には「おばあちゃんが歩んだ道のりを、子どもや孫に伝えたい」との思いが込められた。 ...

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『のうそん』

 『のうそん』9月号が発行された。 随筆「唱歌に寄せる思い出」(渥美明)、短歌「夫逝きぬ」(西尾章子)、随筆「訪日を前に」(佐瀬妙子)、随筆「晩年」(国吉真一)、俳句「のうそん俳壇」(樋口玄海児)、小説「本多農場」(加藤武雄)、小説「蛍光・市井の一人の女性の手記より」(田口作夫)ほか。 問い合わせは日伯農村文化振興会(11・24 ...

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『朝蔭』 9月号

 『朝蔭』9月号(第431号)が発行された。 巻頭「句帳」(念腹)からその一句「夕蝉や子を呼ぶ牛の声を聞く」。「雑詠 寿和選」から六句「病む母に父が作りし韮雑炊」(山城みどり)、「孫真似て婆ちゃんと呼ぶ篭オーム」(杉本三千代)、「少し派手気にしつつ着る春の服」(太田智恵子)、「父の日や祖父を見知らぬ異国孫」(鈴木きゑ)、「柚子を ...

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『蜂鳥』

 句集『蜂鳥』326号が刊行された。 「蜂鳥集」より3句、「早春の明るき部屋に招き猫」(青木駿浪)「巣ごもりのケロケーロさけ耕せり」(酒井祥造)「後絶たぬ世の争ひや終戦忌」(上田ゆづり)。「旅吟 リオの遠景」(関山玲子)、「移住船の思い出」(富岡絹子)、「消えゆく日本語」(五味国夫)ほか。

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壮絶な人生綴る随筆収録=谷口範之さん作品集第2弾

自身二冊目の著書を持つ谷口さん

 楽書き倶楽部や日系文学会員の谷口範之さん(90、広島)の作品集『雑草のごとく2』が刊行された。武本文学賞入選作品含む、随筆26本に加え5本の短歌を掲載。 終戦後の壮絶な経験を「私のシベリア抑留記」、渡伯当初のアマゾン入植を「ガマ移住地移住記」(ポ語訳付)で綴る。 その後のピエダーデでの農業生活を描く「バンコ・ド・ブラジル ソロ ...

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