ビジネスニュース
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西森議員「もはやストではない」=農業被害額は150億レ以上=二宮氏「投資避ける決定打ではない」
長引くトラック業者のストの影響を受けて、パラナ州農業関係者を基盤とする西森ルイス連邦下議(PR)と、進出企業に詳しいJETROサンパウロ事務所次長の二宮康史さんに意見を聞いた。なかでも西森下議は「国
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柿組合「このままだと大損害」=久枝農場「牛の出荷できない」
トラック・ストは収束しつつあるが、まだ各地に深い傷跡を残している。 聖南西のパウリスタ柿生産者組合の森岡明会長は、「このままだと柿が大損害」と気が気ではない様子。同組合はサンパウロ州ピラール・ド・
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ブラジル中銀=トラック・スト直後の週次経済予測を発表=インフレや、GDP成長率の予測に影響
ブラジル中銀の週次経済予測集「フォーカス」が28日に発表された。 現在、国中に大きな混乱をもたらしているトラック運転手たちによる道路封鎖ストが始まったのが21日のため、今回のフォーカスはスト発生以
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燃料不足による旅行中止=キャンセル料の支払無用に
31日が聖体祭の休日のため、6月3日の日曜日まで連休扱いで旅行する予定だった人達に対し、サンパウロ州の消費者保護センターが、燃料不足が原因でパック旅行をキャンセルする場合はキャンセル料の支払は無用と
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《ブラジル》トラックスト=被害総額は既にほぼ1兆円=終結遅れればさらに拡大も=税収も38億レアル(1100億円)落ちこみ
【既報関連】21日に始まったトラック運転手のストが、28日までの8日間で各産業に与えた被害総額は推定340億レ(約9880億円)に達したと、28、29日付現地各紙・サイトが報じた。 ブラジル食肉輸
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《ブラジル》スト9日目=24州と連邦直轄区で抗議続く=燃料供給は容易に改善せず
【既報関連】トラック運転手のスト9日目の29日は、アマゾナス、アマパー両州以外で抗議活動が続いた。燃料供給は少し改善したが、29日昼現在も54空港中10空港は燃料枯渇、バス運行は制限付などの形で影響
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《ブラジル》企業家信頼感指数が0・6P低下し92・8Pに=「ストの影響は来月になって出る」とも
ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)が29日、5月の企業家信頼感指数(ICE)は前月比0・6ポイント(P)ダウンの92・8Pだったと発表。92・1Pを記録した2017年11月に次ぐ低い数値だったと
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トラック・ストで深刻な被害=バナナ王、山田さん憤慨=「ものすごい損害だ!」
ミナス州ジャウナーバ市の元市長で、ブラスニッカ社創設者で「バナナ王」として知られている山田勇次さんのバナナ園では、ストによる損害は極めて深刻だ。山田氏によれば「腐らないものなら話は別だが、バナナは傷
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グァタパラ養鶏場今週まで=柿の最終出荷分が損害に
サンパウロ州のグァタパラ農業組合長の斉藤長一(ちょういち)さん(58、山口県)によると、組合員の養鶏場が一番問題としているのは餌に混ぜるカルシウム栄養素の不足だという。 「ミナス州からの仕入れが止
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「今週末の営業厳しいかも」=鮮魚や野菜枯渇で東洋街飲食店
ストの影響が長引くなかで、昨日報じたトマス・ゴンザガ街の「謙造寿司」は29日、シャッターを閉めていた。他にも開店できない寿司店がいくつかあるようだ。 このように鮮魚や青果が手に入りづらい状況を、経