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特別寄稿

聖域なし!政界トップに捜査=連邦警察がルーラを直撃=身内の暴露で深まる亀裂=駒形 秀雄

強制聴取の晩に、PT本部に駆けつけたルーラに心酔する活動家たち(Foto: Ricardo Stuckert/Instituto Lula, 04/03/2016)

 暑い夏も終わり子供たちの学校も始まりました。カーニバルのお祭りも終わったので、大人たちも「さあ、仕事、仕事」と気を入れ替えています。 ブラジリアに集う政治家達も不景気に負けない仕事ぶりを見せなくちゃと思ったのか、先週は二つの大きな出来事がありました。 まず、金曜日、ルーラ前大統領が強制的に連邦警察に同行を求められ、自身の大統領 ...

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ルーゴとルーラの共通点=〃迫害〃か〃合法処置〃か=パラグァイ 坂本邦雄

ルーゴ元大統領からの同情の声を報じるブラジルの左派サイト。写真中の右がガン治療中(当時)のルーラ、左がルーゴ

 先日、伯国のPT・労働者党のルイ・ファルコン党首は、「汚職問題でルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領を不面目に連行し訊問した連邦警察の捜査行為は、ジウマ政権の土台を揺さぶる意図的な政治暴力のエスカレートだ」と強く論難した。そしてこれはPT・労働者党を犯罪化しブラジル最高の民衆リーダーを不当に攻撃する政治的迫害に他なら ...

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『日本文化』を読んで=ブラジルにおける日本文化の創造=宮城あきら(ブラジル沖縄県人移民研究塾代表)

平野植民地にある運平の胸像と拓魂碑

 最近ニッケイ新聞社が編集して創刊された『日本文化』誌に掲載されている諸論文を読んで、ブラジルに生きている私たち日系人にとって、「日本文化」、あるいは「日本(人)の心」とは一体如何なるものなのか、その創造はどのようになされるべきか、について、改めて考えさせられています。 ブラジル日本移民100周年以降、文協はじめ各都道府県県人会 ...

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再び米国際誌が問題に!=カルテス大統領とタバコ密輸=パラグァイ 坂本邦雄

国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs」

 カルテス大統領は自身の国際イメージの向上に鋭意努めているが、その効果は余り芳しくない様だ。「カルテス」の名は国際誌のタバコ密輸に関する調査記事で、またもや槍玉に挙がった。 米外交問題評議会(CFR)が発行する国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs(フォーリン・アフェアーズ)」誌は、1920年代より種々の調査に基 ...

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エボと言う厄介な〃災難〃=無期限大統領は事実上の君主=政敵の逮捕、投獄、暗殺も?=パラグァイ在住 坂本邦雄

開国以来の長期政権に向かうエボ・モラレス大統領(Foto: Freddy Zarco/ABI)

 エボ・モラレスはこの年初に3期目の再任を果し、ボリビアの大統領として満10年の在権レコード・ホルダーとなった。同国をシモン・ボリバルが1825年に解放・開国以来、歴代為政者の中で最も長い在権歴の大統領と化した。事実、ボリビアは昔、いつも中々政治が治まらず政権の交代が激しく、資源が豊かなのにも拘わらず国の発展は進まず、日本のある ...

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アジアに近づく物流革命か=蠢動する大陸横断2大計画=ペルーに抜けるかチリか=パラグァイ 坂本邦雄

北東伯縦断鉄道のピアウイ州の建設現場を訪れたジウマ大統領(Foto: Roberto Stuckert Filho/PR)

 最近、例の大西洋岸と太平洋岸を結ぶ「両大洋間中央鉄道回廊 – Corredor Ferroviario Bioceanico Central(CFBC)」こと『南米大陸横断鉄道』の建設メガプロジェクトの話が再び活気付いている。 元々この計画は、アメリカの裏庭の南米で勢力の拡大を画策する中国がブラジル、ペルーと共同で ...

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甘くなかったキリンの進出=ブラジルビールの王者は誰=スカッと乾杯、難しい?=駒形 秀雄

ブラジルで生産されている「一番絞り」

 明けましておめでとうございます。新年が良い年でありますよう、皆様と共にお祈り致します。 さて「新年年賀」と言えば、まずお酒やビールで「カンパイ」となりますが、そのビール畑で年も押しせまった昨年12月21日、衝撃のニュースが飛び出て来ました。 4年ほど前に日本から颯爽と進出し、順調に業績を伸ばしていると思っていたキリンブラジル( ...

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新財相はどう乗り越えるか?=大型台風の最中に船長交代=〃新しい風〃は吹くのか=聖市在住  駒形 秀雄

新財務大臣に就任したネルソン・バルボーザ(Foto: Wilson Dias/Agencia Brasil)

 この年も押しつまった18日、突如レヴィ財務大臣の退任が発表されました。そして後任にはレヴィと共にブラジルの経済政策を担って来たバルボーザ経済企画大臣が指名されました。レヴィ財相もバルボーザ企画相も一年前にジウマ〔2次〕政権発足時に就任しその輝かしい経歴、実績などから、この国の景気を良くしてくれるだろうと大きな期待を持たれていた ...

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新しい風が吹く南米の政界=中道右派マクリ当選の亜国=政治的激震の波紋広がる=パラグァイ 坂本邦雄

当選を決めたマウリシオ・マクリ候補(Foto: Site Oficial Mauriciomacri.com.ar)

 ラ米3位の経済大国アルゼンチンを、この12年間統治して来た中道左派ペロン・正義党のキルチネル政権が、去る11月22日(日)の決選投票で、クリスティーナ大統領推薦のダニエル・シオリ候補を、中道右派のマウリシオ・マクリ候補(56)が51・40%対48・60%という僅か3%の差で破って次期大統領に当選し、クリスティーナが後継者として ...

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ブラジル司法史上初の判決=自国籍者をパ国に引渡し=パラグァイ 坂本邦雄

連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官(Foto: Fellipe Sampaio/ SCO/ STF, 15/10/2014)

 昨年(2014)の10月16日、ア市ABC紙の在カニンデジュ県クルグアツー市通信員パブロ・メディーナ記者と新聞学実習生アントニア・アルマーダ嬢が、地域の闇マリフアーナ栽培地の調査取材の帰途、同県ウペフ自治体の別名〃ネネコ〃ことヴィルマル・アコスタ市長(40)差回しの複数の刺客により暗殺され…

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