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サントス 関連記事

東西南北

 ボルソナロ大統領は、16日に予定されていた政見放送を急きょ取りやめた。17日には、軍人閣僚11人を引き連れ、大統領官邸前でのデモ参加者たちに挨拶した。このデモの目的は「連邦政府を支持する」という、攻撃的なトーンをかなり抑えたもので、集まった群衆も少なかった。また、全国各地で行われた車両デモも、軍警が介入して止めた。これまでの週 ...

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新日系コミュニティ構築の“鍵”を歴史の中に探る=傑物・下元健吉(29)=その志、気骨、創造心、度胸、闘志…=外山 脩

急逝!  繰り返しになるが、下元健吉は絶頂期の…その波頭の上に立っていた。  人の運命とは不思議なもので、こういう時が危ない。  農業展覧会から5カ月後の9月、その25日の昼食時刻、組合本部事務所三階、理事長室の隣りの応接室で発作を起こした。  実は、これ以前から、健康の衰えや疲労はハッキリしていた。心臓に疾患があって高血圧症に ...

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《ブラジル》コロナ禍=医療現場の最前線に回復者=最も危険な作業中心に大奮闘

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大が続き、受診者や入院患者が急増しているが、サンパウロ州の病院では、治療の最前線に少なくとも1人、既に感染し、回復した医療従事者がいる。  この事は、いかに多くの医療従事者がコロナに感染し、かつ回復したかを示している。  ブラジルBBCニュースが行った、現場に戻った医療従事者へのインタビュ ...

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新日系コミュニティ構築の“鍵”を歴史の中に探る=傑物・下元健吉(26)=その志、気骨、創造心、度胸、闘志…=外山 脩

到着したばかりの一晩をモイーニョ・ベーリョ寄宿舎で過ごしたコチア青年の皆さん(『コチア青年の20年』コチア青年連絡協議会、1975年)

謎の奇策二件(上)  1950年代、コチア産組専務理事・下元健吉は、新政策を二件、打ち出した。いずれも誰も予想しておらず、理解もできなかった――という意味で奇策であった。  一件は日本からの大量の青年移民導入、もう一件はジャグァレー区の6万平方メートルという広大な土地の購入である。  前者、つまりコチア青年の導入から話を進める。 ...

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リオ州=コロナを利用し汚職疑惑=州元保健局副局長を逮捕

 【既報関連】リオ州検察局は7日、州の人工呼吸器購入に関わる組織犯罪に加担した疑いで、同州元保健局副局長のガブリエル・ネヴェス氏を逮捕した。  人工呼吸器は、現在世界を襲っている新型コロナウイルスとの戦いにおいて、必要不可欠な医療機械だ。  検察は、ネヴェス氏以外にも4人が関わっていたと見ており、全員の逮捕令状を請求した。  ブ ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(249)

 ほんの少しの暇があれば、浜辺にいける。宿直がない水曜日か木曜日の夜、サントスのヴィラ・ベルミロ球場まで足を延ばしサッカーの試合が見られるかもしれない。チームにはジット、ラエルシ、フォルミガ、ペペ、パゴゴアンなどの名選手がそろっていた。また、ペレーとかいうおかしな名前の少年が頭角を現し始めていたときでもある。いい試合のある日曜日 ...

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《サンパウロ市》コロナ死者は周辺部に集中=4日からは道路の封鎖も開始

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染者、死者数共に突出しているサンパウロ州の中でも、感染規模が特に大きいサンパウロ市では、周辺部を中心に死者が増えている他、感染者や擬似症患者の報告も増加の一途であるため、4日からは幹線道路の一部封鎖も始まったと同日付現地紙サイトが報じた。  3日現在のサンパウロ州の感染者は3万1772人、死者 ...

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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(20)

 右の騒乱は、実は、その前哨戦の様なものが、戦時中に始まっていた。1943年から地方の邦人農家が襲撃されるという事件が頻発していたのである。  各地で養蚕舎が焼き討ちされたり、薄荷畑やその油の抽出機具が置いてある作業場が荒らされ、破壊された。  襲撃犯として、利敵産業自粛運動というものをしていた興道社という団体に嫌疑がかかり、そ ...

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トレンディ・ツーリズモ=外出自粛中の連絡先お知らせ

 旅行会社トレンディ・ツーリズモは、クアレンテーナ(検疫)により、在宅勤務で顧客対応を行っている。航空便運行状況の相談などは以下まで。24時間対応・ポルトガル語、日本語両方対応可能とのこと。  連絡先は、以下のいずれか。関根さん(電話/ワッツアップ=11・97133・3539、メールisekine@trendy.com.br)、 ...

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特別寄稿=青春の詩――ウイルス危機にあたり=日系コミュニティーの皆様へ=1993年度日本国練習艦隊司令部付連絡士官2等海佐 サンパウロ市在住 坂尾英矩

青春とは人生の或る期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ 年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いがくる 歳月は皮膚のしわを増すが 情熱を失う時に精神はしぼむ 人は希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる  青春の詩    (一節のみ)  いまさら「青春の詩」とは、110年前の古い詩の一節を何故?と思われるかもし ...

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