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大耳小耳

 日本のカラオケ情報誌『月刊ミュージック・スター』2月号で、演歌歌手・小桜舞子さんのマナウス公演が取上げられている。記事では《「マイコ・コール」に包まれる!》と見出しを打って、《満員の客席からは『マイコ、マイコ』のスタンディングオペーションを受けた》と当地での人気ぶりを伝えている。昨年12月6日に放映されたNHKBSプレミアムの ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(3)

グランジャ(養鶏場)の様子(参考写真)

悲しき習性  地域の日系住民が――自分たちが狙われていることは判っているのに――団結して強盗に対する自衛策をとらない…という摩訶不思議な現象は、バストスに限らず何処でも起きた…あるいは起きていることである。例外を耳にしたことはあるが、数は少ない。  何故そうなのか? 2012年バストス滞在中、農村協会会長の古賀ウエリントンさんに ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(42)

『日本を出る移民は船賃やその他の経費の融資を受け、借金を抱えて渡伯した。外国では水でも汲むようにたやすく金が手に入ると聞いていたからだ。  移民たちは何ヵ月か働けば100円なり、200円なりの借金を返済できると考えたのだ。ところが、現実は逆で、儲けるどころか借金がどんどん膨らんでいったのだ。それに栄養不足や疲労困憊からくる絶望が ...

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なんとか体裁の整ったコパ・アメリカ

コパ・アメリカ抽選の模様(Lucas Figueiredo/CBF)

 現在、アラブ首長国連邦で開催されているサッカーのAFCアジア・カップ。今回のトーナメントで日本代表は大活躍し、今日1日ブラジリア時間の正午にカタールと優勝をかけて決勝を戦うが、これは南米サッカー界にとっても思わぬうれしい結果となった▼なぜなら、6月に行なわれる、サッカー南米一を争う「コパ・アメリカ」で、今年のゲスト参加の2国が ...

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イベント情報

EXPOSIÇÃO   EXPOSIÇÃO “JASPION NO TRAÇO DE GRANDES ARTISTAS” 10h – Abertura da exposição de desenhos do ‘Jaspion’ por mais de 50 desenhistas brasileiros 11h – B ...

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《ブラジル》大型屋外型美術館イニョチン、ダム事故から1週間で営業再開=「町の復活には芸術が必要」

ベンチに加工された丸太。広い敷地内には世界中の芸術家の手による作品が展示されている。(Bernadete Amado)

 25日に鉱滓ダム決壊事故が発生したミナス州ブルマジーニョにある、広大な屋外型の美術館イニョチンが、29日午後3時に公式ツイッター(@inhotim)で、2月1日から営業再開と発表。また、従業員には犠牲者はいなかったが、41人の従業員は、家族などの近しい人物が行方不明である事を明かした。  イニョチン側は、「身内が行方不明になっ ...

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《ブラジル 鉱山ダム決壊事故続報》発生6日目の死者84人、不明者276人に=ヴァーレが類似ダムの全廃を宣言=健康被害にも注意呼びかけ

現地を視察した国立再生可能天然資源・環境院(IBAMA)のスタッフ(IBAMA)

 【既報関連】ミナス州ブルマジーニョの鉱滓ダム決壊事故発生から5日目の29日、ダム所有者のヴァーレ社は、崩壊したダムと同じ工法で建てられた全てのダムを廃止し、それらのダムに近い鉱区での採掘も中止する事を決めたと、30日付現地各紙が報じている。  今回決壊したダムは、15年11月にマリアーナで決壊したダム同様、積み上げ式と呼ばれる ...

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《ブラジル》ミナス州=連邦政府が支援増額を約束=保健行政と事故後の対応で

追加支援について語るマンデッタ保健相(Wilson Dias/Agência Brasil)

 ブラジル保健省が29日、ミナス・ジェライス州に対し、通常の保健行政や同州ブルマジーニョでのダム決壊事故後の対応のため、1億9千万レアルの追加支援を約束したと同日付アジェンシア・ブラジルが報じた。  この約束は、ミナス州保健局のジョゼ・ファラー・ジュニオル局長代行と、ルイス・エンリケ・マンデッタ保健相との会談でまとまった。  会 ...

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東西南北

 30日付フォーリャ紙によると、ボルソナロ政権内で、ボルソナロ大統領が不在中にアミウトン・モウロン副大統領が代行をつとめたときに行った言動に対し、批判があがっているという。中でも、ボルソナロ家の息子のひとりは、「モウロン氏は大統領になる準備をしている」と2人の人物にもらしたとか。もっとも、モウロン氏の場合、イスラエル大使館の場所 ...

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日本文化が『近いようで遠い』ブラジル

 「ブラジルは距離が遠いからか、日本文化があまり伝わっていない」――日系社会に対して、日本の伝統陶芸家である十一代目大樋長左衛門氏が発したその言葉に、少し驚いた。  到着した24日に来社した際、大樋氏に印象を聞くと「日系社会の関係が濃く大きい。どの国と比較しても一番日本人らしさを守っている」というものだったのに、滞在4日目には「 ...

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