1月25日に発生したミナス州ブルマジーニョの鉱山ダム決壊事故から19日が経過、事故現場では今でも遺体の捜索活動が続き、大量の有害な泥が流れ込んだ川の流域では、今後の環境への影響が大いに心配されている。 ブラジルには飲み水を貯めておくダムから、鉱山用の排水ダムまで、2万4千を超える数のダムがある。だが、それらの管理体制はほとん ...
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《サンパウロ》動物園の猿が黄熱病に感染=植物園も営業継続、予防接種勧める
サンパウロ市南部の動物園で一匹の猿が黄熱病に感染した事が8日に判明し、サンパウロ州保健局はこの猿を隔離して、監視している。 昨年1月に黄熱病に感染した猿の死体が発見された際は、動物園は一時閉鎖されたが、今年はサンパウロ市が、動物園と、植物園周辺の住民たちに、予防接種を受けるように呼びかけを行うにとどまっている。 動物園も植 ...
続きを読む »フラメンゴ=消防法基準満たさぬ宿泊所=空調機器から出火、10人死亡=簡易コンテナで窓に鉄枠
8日未明にリオ西部バルゼン・グランデ区にあるサッカークラブ「フラメンゴ」のトレーニング・センター通称「ニーニョ・ド・ウルブ(コンドルの巣の意)」の少年用宿泊施設で起こった火災で、プロ予備軍の10人(14~17歳)が死んだ件に関して詳報が続々と出てきている。フラメンコ側の消防法を無視した運営が問題の根底にあったという。9、10日 ...
続きを読む »《ブラジル》カーニバル、今年の“顔”は?=「TVはネタの宝庫」とお面職人
暦の上では、今年のカーニバルは3月5日。サンパウロ市では3月1日からサンバチームのスペシャルグループのパレードが始まる。中小規模のブロッコが街を練り歩く、道のカーニバルはすでに盛り上がり始める中、恒例の有名人、話題の人物のお面が売られ、好評を博している様子や、主要エスコーラによる新政権に批判的なパフォーマンスを、10日付現地紙 ...
続きを読む »東西南北
9日付けエスタード紙の表紙には「過去から学ばない国」という強烈な見出しが躍っていた。これは、フラメンゴの宿泊所火災のことのみならず、1月に起こって現在まで165人の死が確認されているブルマジーニョの鉱山ダムの決壊事故、昨年のリオ国立博物館の火災、2013年に242人の死者を記録したリオ・グランデ・ド・スウ州のライブハウス「KI ...
続きを読む »サンフランシスコ川に鉱毒が流れ込んだら悪夢…
人生における「幸運の総量」は決まっているのか?――3年前のマリアナの鉱滓ダム決壊で生き延びた人が、今回のブルマジーニョでは行方不明になったとの報道に接し、そんなことを考えさせられた。2月3日付ヴェージャ誌サイトによれば、溶接工エリジオ・ジアスさん(32)はヴァーレの下請け会社社員で、2015年にはマリアナ鉱滓ダムの現場で働いて ...
続きを読む »被爆者平和協会の3人を顕彰=平和普及活動に州名誉功労賞=「亡くなった皆と一緒に受賞」
「サンパウロ州が、私たちの活動を3人一緒に認めてくれたのが何より嬉しいですね」――被爆者平和協会の森田隆会長(94、広島県)が8日午後7時、聖議会で行われた「広島被爆者への顕彰式典」でサンパウロ州名誉功労賞を授与し、喜びを語った。森田会長は広島での被爆経験を演劇にして公演し、平和活動に貢献してきた。同じく活動している盆子原国彦 ...
続きを読む »松林氏『ある日本移民の歴史』刊行=亡父の渡伯百年記念で日記翻訳
「曽祖父が何処から来たのか、そのルーツを知りたい」――こうした孫の強い要望を受けて、松林忍さん(85、二世)は『ある日本移民の歴史』(全260項、ポ語)を上梓した。 これは父・米治さんが、1930年~60年までに書いた10冊の日記を翻訳したもの。15年から翻訳作業をはじめ、米治さんの渡伯百周年祭を祝した昨年7月に合わせて、刊 ...
続きを読む »楽書倶楽部=初の「大賞」作品は広川さん=80歳女性のときめき描く
日毎叢書企画出版により『楽書倶楽部』第46号が15日付で刊行され、初の試みである「楽書倶楽部大賞」が発表され、広川和子さんの小説「浅きゆめみし」が受賞した。これは2018年に5冊発行された同誌に掲載された全作品から、一番気に入ったものを読者に選んでもらうもの。 80歳を迎えた女性の心のトキメキを描いた作品で、広川さんは「とて ...
続きを読む »長崎県人会総会、24日に
ブラジル長崎県人会(川添博会長)は「定期総会」を今月24日、ジャバクアラ区の同会館(Rua General Waldomiro de Lima, 241)で開催する。第一次召集は午前9時半、第二次召集は午前10時から。 議題は、18年度事業報告ならびに決算報告、19年度事業計画ならびに予算案審査が行われる。総会後、新年会とな ...
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