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樹海

引っ張るのなら足ではなく手を

 昨年9月のカヌー・スプリント日本選手権で、優勝した小松正治選手がドーピング検査で陽性となって優勝を取り消された事件で、先輩の鈴木康大選手が小松選手の飲み物に薬物を入れた事が判明と、9日に日本カヌー連盟が発表した。小松選手は「自分は薬物なぞ使っていない」と訴え、鈴木選手にも泣きながら相談したというが、その後の調べで、ライバルを陥 ...

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《ブラジル》バイリンガル教育としてのコロニア日本語教育

松田真希子准教授

 「日本語教育は幼稚園に投資すると効果が高い」――現在、当地で「南米日系社会における複言語話者の日本語使用特性の研究」を調査する金沢大学の松田真希子准教授は、そう結論付ける。  ピニャールやピラール・ド・スルなどの日本語学校で「かなり高度なバイリンガルが育っている」ことに驚き、幼稚園があり、日本語学校にほぼ毎日通っている現実がそ ...

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「ルーラは第2のマンデラ」か?

グレイシ・ホフマンPT党首(Lula Marques/AGPT)

グレイシ・ホフマンPT党首(Lula Marques/AGPT)  今月24日から、南大河州ポルト・アレグレにある連邦第4地域裁(TRF4)で、ルーラ元大統領の収賄疑惑の裁判が行なわれる。同氏にとって2審目のこの裁判で1審どおり有罪となれば、フィッシャ・リンパ法適用により、10月の大統領選に出馬できなくなる▼だが、仮に有罪判決が ...

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新年早々の検査に思う

 仕事始めの3日、サンパウロ市東部の病院で核磁気共鳴画像法(MRI)による頭部の検査を受けた。左右の聴力に差が生じた原因を突き止めるための検査だ。予約がとれたのが仕事始めの日と知った時は日付を変えてもらおうかと思ったが、診察予約が入っている日に結果が間に合わなくなるのが怖くて、そのままにしてもらった▼1時間前までに来院するよう指 ...

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今年一番感動したエピソード

2015年11月に聖市で開催されたCIATEコラボラドーレス会議で講演した際の宮城さん

 今年も本日で、本年最後の新聞となった。本当に一年が早い。今年もいろいろ取材したが、中でも一番感動した話を紹介したい。8月末にブラジル静岡県人会創立60周年の祝賀会の席で、川勝平太知事にインタビューした時のことだ。  上座で食事をしていた知事に近づき、「11月から日系四世向けのビザが始まる可能性がありますが、そうなると静岡県にも ...

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欧州に対抗して伯国でもスーパーチーム結成を!

世界一を逃し、涙するグレミオのファン(Marcelo Pinto/APlateia)

 16日にアラブ首長国連邦のアブダビで行なわれたサッカーのクラブW杯で、南米覇者で南大河州ポルト・アレグレの名門グレミオは、欧州王者のレアル・マドリッド(スペイン)に0―1で敗れ準優勝に終わったが、そこには点差以上の大きな壁の存在が感じられた▼だが、それを責めても、仕方がないところでもある。相手は世界中から優れた選手を集めている ...

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幸せを図るものは?

 明治の日本を見たければブラジルに行け―。日本からの移民が、来伯当時の日本の文化や概念、言葉をそのまま子供達に伝えてきた事を窺わせる表現だが、最近、それを思い起こさせる会話が何度かあった▼一つは、子供の頃は父親絶対で、おいしいものや貴重なものは先ず父親という習慣の中で幼少時を過ごした人の話だ。リングイッサをもらっても父親の皿に載 ...

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また潮目が変わったか

チリリッカ下議(Foto Lula Marques/Fotos Publicas)

チリリッカ下議(Foto Lula Marques/Fotos Publicas)  社会保障制度改革が年末までに下院承認される可能性が13日にゼロになり、潮目が変わった感じがする。  ここ数カ月は株高、格付け上げ、レアル高、経済基本金利の下降が大きな流れだった。 ※このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。 → ログイン ...

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日本文化の継承・普及の戦略立案を=《下》

移民の原風景――多くの移民がこのサッペー小屋から生活を始めた(移民史料館)

 日本文化の継承・普及戦略で、日本に関するポ語情報をSNSやインターネットで大量にばら撒いて若い世代を惹きつけるのを「序」、ジャパン・ハウスや日本語学校、日本文化講座などで学んでもらうのを「破」とした。「破」は一般ブラジル人向けの部分が強いが、日系人向けとして重要なのは移民史料館やサンパウロ人文科学研究所の役割だ。  日系人向け ...

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ボウソナロに保守大型勢力がつかない理由

ボウソナロ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 大統領選挙の世論調査において極右候補のジャイール・ボウソナロ氏が元大統領のルーラ氏についで2位になっていることで「伯国のドナルド・トランプか?」と注目している人もいる。だがボウソナロ氏にはトランプ氏にはなりえない決定的な弱みがある▼それは、所属の政党基盤があまりにも弱いことだ。伯国の場合、選挙期間中の選挙放送の割当は、所属政党 ...

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