2020年6月16日の記事一覧

《ブラジル》最高裁に花火打ち込む=大統領派の暴力行為が問題に=発言真に受け、病院に侵入=サラ・ウィンター遂に逮捕=ボルソナロと最高裁の緊張高まる

 ボルソナロ大統領が11日に行った呼びかけ応じた支持者らによる、新型コロナウイルスの臨時病院への侵入事件や暴力行為が問題化している。反連邦議会、反最高裁を唱えて大統領府前などでキャンプを張っていた大統領支持派の武装ネオナチ集団「300・ド・ブラジル」のキャンプが13日に解体され、15日に首謀者のサラ・ウィンター氏が逮捕されるなど ...

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《ブラジル》コロナ死者数の増加率が減速化=隔離緩和の結果はこれから

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大は続いているが、死者数が前週平均より減る傾向がでてきた。15日の保健省発表の死者数は627人(計4万3959人)、感染者数は2万647人増(計88万8271人)だった。  1日の感染者や死者の集計数は週末や休日の影響を受けるため、感染学者は週単位の数字を重視にする。保健省統計などでも使う ...

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《ブラジル》国庫運営の番人=マンスエト国庫局長が8月辞任

マンスエト氏(Fabio Rodriguez Pozzebom/Agencia Brasil)  経済省国庫担当局長(secretário do Tesouro Nacional)のマンスエト・アウメイダ氏が辞表を提出し、8月で辞任することを明らかにし、専門家筋から惜しむ声が相次いでいる。14日付現地サイトなどが報じている。 コ ...

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《ブラジル》フォーカス予想=今年の成長率マイナス6・51%=来年末Selicは3%

 中銀が金融機関の関係者を対象に行った景気動向調査「フォーカス」最新版によると、今年の国内総生産(GDP)の予想成長率はマイナス6・51%だったと15日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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サンパウロ市=ガン闘病中のコーヴァス市長コロナ感染、公務継続

コーヴァス市長(Rovena Rosa/Agencia Brasil)  ブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長(40)がコロナウイルスに感染していることを、市広報が13日夜に公表した。同市長はがんの治療中でもある。13、14日付現地サイトが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. ...

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東西南北

 この週末も、各地でボルソナロ大統領に抗議するデモが行われた。13日のサンパウロ市パウリスタ大通りでは、参加者が各々、社会的距離を保ち、コロナウイルスや軍政下の迫害、警官によって死亡した人たちの写真を掲げるという静かな抗議行動が行われた。サンパウロ市では14日も大統領支持派と反対派のデモが行われたが、悪天候もあり、支持派のデモは ...

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《ブラジル》パンデミックでネット利用が急増=苦情の数も跳ね上がる

 新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務などが増えた事で、インターネット利用が急増したが、それに伴って、苦情の数も増えている。  国家電気通信庁(Anatel)によると、インターネットの利用は40~50%増えている。多国籍企業や国際的な人権団体など、国外との通信を必要とする人達の利用はそれ以上に増えているという。  ただし、ネッ ...

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記者コラム「樹海」=外出自粛でも2週間で抗体所持率50%増の現実

「時間を稼げば良いのだ、と少し気が楽になりました」との読者の声  先週の記者コラム「樹海」《これからが危ない感染ピーク/でも年末にはコロナフリー?!》を読んだアマゾナス州マナウス市在住の読者からメールで、《この感染爆発中の中で、時折気がくじけそうにもなるのですが、科学的な根拠に基づく集団免疫の話を読み、感染に無意味に怯えるのでは ...

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新型コロナとのつきあい方=岡本洋幸(在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官 ICD)、平山謙二(長崎大学熱帯研究所教授)、三浦左千夫(長崎大学客員教授)

 新型コロナウイルス(COVID―19)は、感染後咳や発熱などの症状のない潜伏期間が約5―6日とされているが、インフルエンザAやSARSと違い、発症前の感染者の中にすでにウイルスを排出し感染を広める人が存在することが知られています。  流行を抑制する強力な手段であるワクチンや治療薬の大量生産には、1年から18カ月かかることが想定 ...

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聖南西=300万レ基金から支援金=コロナ禍の傘下団体に慈雨=山村会長「天野さんのおかげ」

1月の聖南西総会に出席した皆さん。前列左から3人目が天野さん

 全伯の日系団体は資金集めのイベントが開催できず、会員の会費支払も滞りがちとなる中、日本語学校の諸経費、施設従業員への支払いなどに困っている。そんな中でも聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長、25団体)は、以前から進めていた『聖南西基金プロジェクト』を前倒しして切り崩すことで、この難局を無事に乗り越えた。山村会長は「これも ...

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