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マラドーナ=アルゼンチン国葬、世界から弔辞=ペレ「天国で一緒にサッカーを」

生前のマラドーナ(Paulo Pinto/FotosPublicas)

 【既報関連】25日に急死したアルゼンチンの伝説的サッカー選手、マラドーナの死をめぐり、サッカー界や政界、法王からも続々と弔辞が送られた。26日のアルゼンチンでの葬儀は国葬となった。26日付現地紙、サイトが報じている。
 サッカー界ではまず、生前「どちらがサッカー史上最高の選手か」としばしば比較されたペレがツイッターで「今日、私は偉大な親友を、また、世界は伝説を失った」と悲しみを表した後、「天国で一緒にサッカーしような」とマラドーナをねぎらった。
 82年のW杯での対戦をはじめ、現役時代のライバルだったジーコも「彼はいつもライバルだったが、いったんグラウンドを離れれば親友だったんだ。いつでも、自分たちの世代では彼が最高だと思っていたよ」と、7歳年下のライバルに別れを告げた。
 同じ1960年の生まれで、代表ではライバル、所属のナポリではチームメートで親友でもあったカレッカは、「兄弟よ。君はすべての人々にとって永遠の存在だ」とその功績をたたえた。

 このほか、ロマーリオ、ロナウド、ロナウジーニョ、メッシ、ネイマールら、世界中のサッカー選手がその死を惜しんだ。
 マラドーナは体にチェ・ゲバラとフィデル・カストロの刺青を入れるなど、かなりの左派支持者として知られており、南米の政治家からも次々と弔辞が送られた。
 ルーラ元大統領は「彼のグラウンドでの優しさと情熱、ブラジルや南米社会への貢献は、私たちの生きた時代に刻まれた」と語った。ジウマ元大統領も「彼は中南米、カリブ海の人たちの人権擁護者としてその名を刻まれる価値がある」と称賛した。南米の歴代大統領やブラジルの閣僚、知事なども党派に関係なく弔辞を送ったが、ボルソナロ大統領は無言だった。
 マラドーナの葬儀は26日、アルゼンチンの大統領府にあたるカーザ・ロザーダで執り行われ、コロナ禍にも関わらず、100万を超すファンが長蛇の列を作ったと報道されている。アルゼンチンでは25日からの3日間、喪に服すことも発表された。

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