樹海
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《記者コラム》ブラジル大手紙「中国はすでに世界一の経済」は本当か?
有名エコノミストのセルソ・ミンギ氏は10月16日付エスタード紙のコラムの見出しに《中国はすでに世界一の経済》と書いた。 その本文冒頭にも《重要な経済指標の一つによれば、米国はすでに世界一ではない。
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《記者コラム》墓穴を掘ったボリビア保守派
18日にボリビアで行われた大統領選はルイス・アルセ氏の圧勝であっさりと終わった。 昨年は、選挙結果に激昂し暴力沙汰を起こし、大統領だったエヴォ・モラレス氏が亡命を余儀なくされるほどに荒れた選挙だっ
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コロナ禍で「もったいない」が浸透?
3月11日の新型コロナによる世界的流行(パンデミック)宣言以来、日常生活にも様々な変化が表れている。 外出自粛に伴う在宅勤務の増加や公共交通手段の利用者減少(最近はかなり増えているが)などはパンデ
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《記者コラム》16世紀に南米へ来た日本人奴隷とユダヤ教徒
BBCブラジルにセンセーショナルな記事が踊った。 いわく《400年前にポルトガル人によって世界に売られた日本人奴隷の歴史》(9月12日付、アナ・パウラ・ラモス記者)〈https://www.bbc
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他人の世話も経済も自分の健康あってこそ
コラム子が7月に手術を受け、理学療法士や看護師の働きを病院で身近に見た時、介護をする人は自分が健康である事が必要だとの思いを再確認した。精神や肉体が病んでいる人が他人の世話をするのは難しい。これは、
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「国外充電」の可能性強まるモロ
「モロ氏、政界を諦めて米国行きか」。そうした見出しの記事が最近、コラム子の目を惹きつけた。その記事によると、2022年の大統領選で、ボルソナロ大統領の対抗馬にもなりうると期待されているセルジオ・モロ
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《記者コラム》国民を危険に晒す大統領の強がり
トランプ米大統領の新型コロナ感染報道以後、色々と考えさせられる出来事が続いている。 トランプ氏は軍病院に4日間入院後、ホワイトハウスに戻った。入院前は、陽性反応が出た事を知りながら「結果が出るのは
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《記者コラム》グローボ対レコルジTVという熾烈な下克上
9月にあった報道合戦 9月は久々にグローボTV局(5ch)対レコルジTV局(7ch)の熾烈な戦いが繰り広げられた。 キッカケは「クリヴェラ親衛隊」事件だ。9月2日付G1サイトには、リオ市長のマルセ
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激震が止まらないリオ市長選
9月も終わり、いよいよ10月。新型コロナウイルスで順延されたとはいえ、4年に一度の全国市長選が、そろそろ実感を伴って楽しみになってくる頃だ。 サンパウロ市民としては、もちろんサンパウロ市市長選も気
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開発による豊かさと自然のままの豊かさ
9月28日朝、全国環境審議会が海岸沿いのマングローブなどの開発を認めようとしているとの記事を読んだ。その時は「まさか」と思ったが、同日午後、本当に原生林保護のための規制を解除したと聞き、愕然とした。