樹海

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     日系福祉団体のための支援歌謡祭。勢いが衰えないカラオケ熱に乗っていま、盛んだ。開催すれば、ほぼ確実に上がり(収益)があり、主催者側にとっても労に見合っただけの援助ができるので、やりがいがある▼例えば

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     老眼鏡。若い頃は笑ってはいたが、歳を重ねるに従い無くてはならない物の一つになってくる。新聞を読むのにも雑誌を見るのも、この魔法のような物をつけないと活字が霞んでしまいお手上げなのである。だが、老眼を

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     秋の叙勲候補者を一般からも受け付ける――とサンパウロ総領事館が発表した。くわしくは八日付本紙7面で報じられたとおり。幅広い候補者の中から選考したいとする総領事館の趣旨に賛成したい。戦後初の試みという

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     北朝鮮が北東部沿岸の新城里からまたもミサイルを発射した。地対艦ミサイルらしく日本海上に落下しているが、日本としては黙視するわけにはいかない。先月の二十四日にも発射したばかりだし今回も予測されてはいた

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     カルナヴァルを彩るサンバの激しい響きが静かになり灰の水曜日を迎えると急に涼しさが増してくる。毎年のことながら秋が近づき野や山の色も変わってくる。海岸山脈を白色と淡紫色で染め尽くすクワレズマは四旬節の

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     ショッピング・センターのレストラン集中階にある寿司屋をのぞく。この天候不順、暑さのせいか、タネが少ない。サーモン(養殖鮭)が主役みたいに幅を利かしている。いくらブラジル人が好むといってもサーモンが中

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     エイズウイルス(HIV)はやはり怖い。この現代の死病が発見されたのはニューヨークであり一九八一年であった。当初は治療薬も簡単に開発されるだろうの楽観論が支配的ながら未だに完璧な薬剤はない。以後、ほぼ

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      カルナバルがやってきた。どこまでも華やかで賑やかな遊楽祭である。カトリックの厳しい四旬節を前にして楽しくお祭り騒ぎをしようの心からきたものだから踊りも音楽も底抜けに明るい。リオはサンバながらオリン

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     暑い。カルナバルになると毎年のことながら─それにしても暑い。炎暑や酷暑の呼び方もあろうが、これは熱暑の方がよさそうだ。ここ数日のサンパウロの気温は三四度を超すし真夜中も暑熱には泣かされる。日本の夏は

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     移住者が来なくなっても、日本から若い人たちはたくさん訪伯する。そして、ボランティア活動を熱心に、積極的に行う。その多くがファベーラでの活動であることが特徴だ▼以前、若い人たちに尋ねたことがある。「ど

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