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大耳小耳

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ニッケイ新聞 2009年1月15日付け  グローボTV局というのは面白い放送局だ。「ネゴシオ(商売)・ダ・シナ」という中国も舞台にしたノベーラを始めたかと思ったら、今度は「カミーニョ(道)・ダ・インジア」だ。まるでBRICs諸国への親近感を高め、新興国の国民としての結束を強めるための国策番組のようだ。となれば、次は「テゾウロ(宝 ...

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ニッケイ新聞 2009年1月14日付け  日本語教師八十人が全伯から集まって行われた全伯日本語教師合同研修会。「情報交換もでき、互いに学び合える」と多くの参加者が太鼓判を押す。しかし、JICA後援事業にも関わらず、各地で日本語教師をしている同青年・シニアボランティアの参加者は一人か二人。聖支所としても新人教師がほとんどのボランテ ...

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ニッケイ新聞 2009年1月13日付け  昨年十一月、デカセギが多く住む浜松市で、ホームレスの七十歳の女性が栄養失調で死亡するという事件があった。その女性は四日間何も食べておらず、救急車で市役所社会福祉課へ運ばれが、敷地内の路上に寝かされたまま息絶えた。その胸には、職員に渡された非常用の乾燥米が開封できないまま置かれていたという ...

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ニッケイ新聞 2009年1月10日付け  日本のハローワーク(公共職業安定所)を通じて日系人向けの求人を紹介しているCIATE(国外就労者情報援護センター)。他のデカセギを斡旋している派遣会社より求人数は少ないが、求人はまだあるという。手数料なども取らず、取り扱うのは社会保険のある求人情報のみと安心だ。「日本の派遣業者は、いいか ...

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ニッケイ新聞 2009年1月9日付け  百周年前からめっきり影の薄くなった一世団体だが、今年六月に発足した「ブラジル龍馬会」(谷広海会長)はすでに植樹活動を行い、「今年から活動を活発化させたい」と話している。三月末の評議員選挙から始まる文協選挙に対しては、佐幕派、倒幕派?      ◎  日本の外務省がこのほど、ブラジル分野での ...

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ニッケイ新聞 2009年1月8日付け  モジアナ線リベイロン・プレットの西にあるセルトンジーニョ市でリオのコルコバードの丘に建つキリスト像(三十メートル)より、九メートル高いキリスト像の建設を進めているという。六日付けのフォーリャ紙が伝えた。台座を合わせると、五十七メートルになり、リオの三十八メートルより遥かに大きい。四月の聖週 ...

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ニッケイ新聞 2009年1月7日付け  池田さんの父が頼りにしていた中野正剛は早稲田大学卒業後、朝日新聞に就職して政治評論で名を馳せ、一九二〇年の総選挙で国会議員に当選。戦時中に独裁色が強まったことに反発して、四二年に母校・早稲田大学大隈講堂において、二時間半にわたり東條英機を弾劾する大演説を行った。「日本は革新せられなければな ...

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ニッケイ新聞 2009年1月6日付け  ブラジルでは政治家がイベントに遅れてくるのはいつものこと。「餅つき祭り」でもカサビサンパウロ市長が最後に登場、開会式が始まった。しかし、すでに広場で行われていた餅つきは終わり、市長がつく餅米はなかった。しょうがなく、すでに丸めた餅を臼に放り込むという窮余の一策に関係者も苦笑い。それはそうと ...

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ニッケイ新聞 2008年12月30日付け  今のところ閉幕イベントの予定はないが、ブラジル社会の協力により予想以上の盛り上がりを見せた百周年が終わろうとしている。多くの日系団体にとって、数年前から計画していた記念事業や式典を無事に遂行することができたことで、大きな達成感に包まれ、感慨深い年の瀬となっているのではないだろうか。編集 ...

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ニッケイ新聞 2008年12月27日付け  『弓場農場のクリスマスの集い』では、童謡の流れる中、約二十人の子供達が色とりどりの水玉模様の浴衣姿で歌や踊りを披露した。近年、「私もやりたい」と門を叩く非日系人の子供が増え、メンバーの半数以上が非日系人。「日本の踊りをブラジルの子が踊るというのは、百年経った今だからできること」とバレエ ...

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