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 総合塗料メーカーの関西ペイントが、ブラジルで虫よけ塗料を販売するという。15日付け日本経済新聞が報じた。中南米で蚊の媒介により流行しているジカ熱への対策として、虫よけ機能のある塗料を今春(日本)にも販売するという。日本から大手殺虫剤メーカーはまだ進出していないようなので、成功すれば大きな味方に。リオ五輪を控える日本選手団だけで ...

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 ジャパン・ハウスに関して、本紙コラム「樹海―JHでAKB48ブラジル版を作ったら?」(1月22日付け)という提案は、あながち荒唐無稽ではない。AKB48の形式をそのままインドネシアなどに持ち込み、すでに成功している例があるからだ。ブラジルで実現すれば、女子は舞台で歌うことに憧れ、男子はそのファンになって両方日本への興味が増す、 ...

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 17日に掲載した「日本へのデカセギが増加傾向を見せ始めた」という記事を、インターネットのヤフーニュースサイトにも掲載したところ、悲観的なコメントがずらり並んだ。「治安が悪化するから来なくていい」「定住してほしくない」という意見だ。当地では日系団体の式典取材時、地元ブラジル人市長が挨拶で「日本移民の多大な貢献に敬意を表する」と賛 ...

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 群馬県の上毛新聞10日付け電子版によると、同県「ブラジル・タウン」として知られる大泉町の「2015年末時点の外国人住民国籍数は54カ国に上り、外国人流入のきっかけとなった1990年の改正入管難民法施行以降、最多となった」、また「最大勢力のブラジル人は、97年に外国人全体の8割近くを占めたが、徐々に割合が低下。近年は09年以降下 ...

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 和歌山県人会が今年から日ポ両語の会報を発刊した。12ページから成る第一号は、日本向け発送も含め250部を印刷。3カ月に一度のペースで出すという。忘年会の報告や今年の行事予定ほか、創刊号として歴代会長の紹介なども。岩手や岐阜の会報が有名だが、他県人会も大いに真似してみては。面白い話が掲載されていれば、どんどん紹介するので、発行し ...

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 憩の園に入居する人々の人生を文章、写真、俳諧で綴った「黄昏乃稔り」。写真家のルイス・バーロスさんは、本の制作に携った感想をハイカイに残している。「少し開いたドアの隙間から 人生におけるすべての感情が ゆっくりと通り過ぎていった」。幼少期に来伯した一世、ブラジル生まれの二世らが、家族や仕事、恋愛について語り、それを目の前で聞くか ...

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 好評の『日本文化』、その第三部「アインシュタインの見た日本」では、西洋人には無い日本の美点が言葉を尽くして語られる。1920年代に訪日した彼は、「思いやりがあって気取らない」「人を真剣に高く評価する態度が日本人の特色である」と述べた。しかし当時、西洋近代科学を積極的に取り入れる日本人の姿に、本来の純粋で静かな心を忘れないでほし ...

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 甘利経済再生相の金銭授受問題を取り上げた1月30日付「樹海」の注目度は高く、弊紙サイトでもアクセスが多い。耳子の取材先でも「ブラジルに比べて、わずかな額で一国の大臣が辞任しなければならないとは…」という声もよく聞く。事件の善悪はともかく、国益から見れば、TPPが大詰めを迎えるタイミングで担当者が辞めることは、百害あって一理無し ...

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 サンパウロ市リベルダーデ区のグロリア街とバロン・デ・イグアペ街の交差点にあるフォルクスワーゲン営業所が1年余り前に閉鎖された。その後、駐車場運営会社に貸し出されていたが、先月頃からそこで月極め契約をする人が徐々に解約させられ始めているという。解約した一人が尋ねたところ「ショッピングセンター建設の予定があるから、との返答だった」 ...

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 先日NHK歌謡コンサートに二度目の出演を果たした、サンパウロ市出身の非日系演歌歌手エドアルド。昨年10月に発表されたデビュー曲「母きずな」は、生後すぐ日系家族に引き取られた彼の人生を歌ったもの。その歌唱力の高さに、番組を見た人々は「ビックリするくらい上手い」「応援したい」とネットに書き込んだ。ファンクラブのブログ(edofan ...

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