ホーム | コラム | オーリャ! (ページ 48)

オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年2月5日  〃ブラジル出身の熱血先生〃。先日NHKの番組で、教え子たちに全力でぶつかり、愛知県の公立中学校で活躍する英語教諭伊木ロドリゴ(27、三世)さんが紹介された。  彼は当地に生まれ10歳のとき、デカセギのため渡日した両親と共に愛知県に移り住んだ。当初は日本語がわからず、学校で苦労し、さらに、白血病 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年2月4日  ブラジルの非識字者の人口は約1320万人で、世界で8番目に多いという。1320万人というと、全人口の8%台だ。  「それはたぶん自分の名前すら書けない人の数で、新聞とか雑誌を読めない半文盲者の数を入れれば人口3、4割になるはず」と編集長。だから当地最大の新聞が60万部台で、日本で言えば地方紙レ ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年2月1日  先日取材で訪問したパラナ州カスカヴェルには二つの医科大学を含めた計八つの大学がある。それが影響してか、同地文協の二、三世の会員を見ると、医者や弁護士の割合が「非常に高い」と猪俣征幸会長が話した。  同会長によれば「そういう会員ほど日本語を話さないが、子弟に日本語教育をしっかり受けさせようとする ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月31日  「しわがつき生地が傷む。風通しの良い保存場所を早く…」。ため息をつくのは移民史料館の某ボランティアだ。  収蔵庫に保管されている着物は4、500着。空調設備もなく何着も重ねられているとか。この暑さを考えれば、最悪の状態。早期の改修工事の着工が待たれる。  しかし、文協改修特別委員会で「企業周 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月29日  当地の日系人が日本で学ぶ奨学制度はいろいろ存在する。ところが、その逆はあまりない。  日本が日系外国人労働者を受け入れて20年以上が経ち、幼くして訪日した、または日本で生まれた人たちが成長し、両国の狭間で揺れ動く姿は紙面にも登場するようになった。  人生のほとんどを日本で育ったデカセギ子弟に ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月28日  サンパウロ市から2時間弱、バスで揺られるとイトゥーの町に着く。W杯で日本代表が合宿する場所だ。先般、彼らが滞在するホテルを訪れてみた。  長閑で普通の地方都市といった雰囲気―と思いながら乗ったタクシーの運転手は、「スキンカリオール(今はブラジルキリン)のおかげで、ここ5年ですごく人が増えた。 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月25日  「日本人にW杯でこんなブラジルを見られるのは、日系人として本当に恥ずかしい」。ある日系議員の補佐官を務める男性の、そんな言葉が耳から離れない。  納期の遅延を繰り返す蹴球場工事、拡張工事が断念状態にある空港など遅々として進まないインフラ整備などに対し、「国際大会を開催するに値しない」とその男 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月24日  UCES総会で議題の一つだった天野基金。「ありがたい」とする大方と、一部の人には「簡単に頼っていいのか」と素直になりきれない部分もあるように感じた。  目的のないの積み立てに不安が残る気持ちは分からなくもない。少数であっても足並みが揃っていないのは事実だ。広報の金子国栄さんが話した「一度決め ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月22日  子どものときに訪日し、ほぼ日本で教育を受け、帰伯して3年目という20代半ばの日系青年と話をした。日本は品揃えも品質もよくて当地とは比べ物にならないというのはよく聞く。生活習慣が異なるので不適応を起こすことはないのか、当地での生活が不便と感じて嫌になることはないのか、と聞いてみた。  青年はさ ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2014年1月18日  本面トップで紹介した、ナタル日本人会のW杯に向けた準備活動。現地に根を張る日系人らの長所を生かす、素晴らしい取り組みだ。  始動のきっかけの一つには、同地日本語学校の学生に学んだことを生かす機会を与えたい、という動機も。本文中にある市観光局内への研修生の配置は、まさにその意向に沿ったものだ。 ...

続きを読む »