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コラム

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コロナ禍で「もったいない」が浸透?

ゴミ捨て場に捨てられた再生資源ごみを集める男性(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 3月11日の新型コロナによる世界的流行(パンデミック)宣言以来、日常生活にも様々な変化が表れている。  外出自粛に伴う在宅勤務の増加や公共交通手段の利用者減少(最近はかなり増えているが)などはパンデミック宣言直後からよく言われたし、学校や保育園が対面授業を止め、在宅勤務になった人が子供の世話をしているなどで、保育園の空きを待つ ...

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東西南北

 サンパウロ市内のフェイラの中には、NPOと称する団体が新型コロナウイルスの簡易検査を行っているところがある。10月13日現在の同NPOのデータだと、1029人がテストを受けたところ、960人は陰性だったが、69人は陽性だったという。この検査は15分間で結果が出る上、検査にかかる料金が29レアルと安価なことから人気が高く、11月 ...

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東西南北

 先週、ブラジルの話題を独占したのはシコ・ロドリゲス上議だった。やはり、連邦警察が家宅捜索にふみこんだときに「パンツに賄賂と思しき大金を隠していた」という珍事は相当なインパクトがあった。そのため、ネット上では「これぞ、本当に汚い金」「警察は臭い金を“資金洗浄”しなければ」などと多様なジョークが生まれていた。とりわけ、ボルソナロ大 ...

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《記者コラム》16世紀に南米へ来た日本人奴隷とユダヤ教徒

 BBCブラジルにセンセーショナルな記事が踊った。  いわく《400年前にポルトガル人によって世界に売られた日本人奴隷の歴史》(9月12日付、アナ・パウラ・ラモス記者)〈https://www.bbc.com/portuguese/internacional-54120476〉というポルトガル語の記事だ。東京外国語大学のルシオ・ ...

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東西南北

 ファビオ・ファリア通信相が15日、新型コロナ感染症に罹患した事を明らかにした。同相はビデオの中で「1週間以上前に参加した夕食会で感染したと思う」と語っている。この夕食会は、ロドリゴ・マイア下院議長とゲデス経済相の間の関係を修復するために連邦議員達が計画したもの。同相は14日に発熱したために検査を受けており、現閣僚では11人目の ...

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知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(17)

近代文化の形成  明治政府は西洋化を進め、西洋の学問と文化を急速に取り入れ近代化を進めた。  1877年には東京大学を創設し、1886年には帝国大学へと昇格させた。外国よりその道の専門家である外国人を教師として雇い、大学での授業は全て英語で行った。  また西洋の概念や理論を日本語に移入するため、膨大な翻訳語が作られた。この時期に ...

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東西南北

 サンパウロ市の市長候補で、現時点の世論調査で支持率トップのセルソ・ルソマノ氏が、13日に開かれたサンパウロ州商業協会の会合で、「クラコランジア(麻薬常習者の密集地区)の路上生活者は入浴しないからコロナに対する抵抗力がより強い」と発言し、物議を醸した。入浴とコロナへの抵抗力との関係は何も立証されていない。ルソマノ氏はボルソナロ大 ...

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特別寄稿=秘められた日米友好物語=敵国から「トモダチ」へ=サンパウロ市在住 酒本恵三

 平成23(2011)年3月11日。日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災が起こりました。自衛隊、警察、消防が必死の救援活動を繰り広げました。  この時、アメリカ軍が「トモダチ作戦」と銘打ち、瓦礫の除去や多くの救援物資を届ける復興支援をしてくれました。実は、この話の裏には今から60年以上前におきたひとつの物語があったのです。 ...

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東西南北

 リオ市コパカバーナで12日午後、アパート12階(日本式では13階)からガスボンベやガスコンロの部品などが投げ落とされ、ガスボンベの直撃を受けた果物売りの男性が死亡する事件が起きた。男性は身分証明書を持っておらず、トロンコという通称以外、不明なまま。ガスボンベの落下速度は時速125キロに達したと報道されている。ガスボンベなどを投 ...

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特別寄稿=我が青春の思い出=聖市イピランガ区在住  小池 庸夫(つねお)=(下)

 その頃、ラルゴ・ピニェイロス辺りはまだ石畳の道。コチア産業組合があり、馬車で荷物を運んでいた時代だ。とても活気が漲っていた。  土曜日、日曜日、大工道具を引っ提げて、テオドロ・サンパイオ通りの商店街を一軒一軒回り、何か簡単な仕事はないか御用聞きして回る。  すると有るわ有るわ。次々と「ここに棚を作ってくれ」とか、「扉を反対に開 ...

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