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アルゼンチン 関連記事

臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(139)

 吉川もこのような情報を手にしていた。到着日とされる9月10日を指を数えてまっていた。軍艦が日本からまっぐすブラジルにくるには20日かかると計算した。邦人社会のなかでは、もうすぐサントスに母国の軍艦が入港するという噂でもちきりだった。使節団を迎えるために手に手に国旗をたずさえて、サンパウロに集まってきた。奥地からやってきた200 ...

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商議所部会長シンポ22日=波乱含みの内外情勢読み解く

 ブラジル日本商工会議所(村田俊典会頭)の総務委員会と企画戦略委員会が共催する恒例の「2019年業種別部会長シンポジューム」が今月22日午後1時から、インターコンチネンタルホテル(Rua Alameda Santos, 1123)で開催される。日ポ両語同時通訳つき。参加費無料。シンポ後の懇親会は80レ。  今年のテーマは「201 ...

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《ブラジル》ゲデス経済相、メルコスール離脱の覚悟も=アルゼンチンのキルチネル派を牽制

ゲデス経済相(Rovena Rosa/Ag. Brasil)  15日にサンパウロ市で開かれた、サンタンデール銀行主催のイベントに出席したパウロ・ゲデス経済相は、アルゼンチンの政治状況に触れ、「もしキルチネル派が選挙に勝ち、南米共同市場(メルコスール)とEUの自由貿易協定を邪魔するなら、ブラジルはメルコスールから抜ける」と発言し ...

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書評「移民と日本人」=京都府在住 宮沢之祐

■わたしは誰か  ブラジルに来たのは誰なのか。ブラジル移民と、その末裔にとって、その問いは、「わたしは誰か」と同義かも知れない。  「移民と日本人」は、ニッケイ新聞の編集局長が、その問いの答を探った労作だ。副題に「ブラジル移民110年の歴史から」とあるが、その前史から国外に出た日本人の歴史を振り返る。  420年前、南米の地を踏 ...

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《ブラジルサッカー》ブラジル杯準決勝第1試合が終了=ライバル対決が、決勝で実現か?

 8月7日と14日に、サッカーブラジル杯の準決勝第1試合が行われた。  7日に行われたのはクルゼイロ対インテルナシオナルの一戦で、地元のクルゼイロが0対1で敗れた。クルゼイロはブラジル杯を連覇中で、名将マノ・メネゼスが3年以上指揮をとるなど、戦術の浸透度も他のチームに勝っていたが、「どんな監督も3年程度でサイクル終了」のジンクス ...

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アルゼンチン大統領予備選=マクリ失墜、ボルソナロにも原因?=来訪後に支持率急落していた

マクリ大統領とボルソナロ大統領(Marcelo Camargo/Ag. Brasil)  11日に行われたアルゼンチン大統領予備選での現職のマウリシオ・マクリ大統領の大敗は、大幅なペソ安を引き起こすなど、国際的な混乱を巻き起こした。  これに関して、ブラジルのボルソナロ大統領は翌日、「このままではアルゼンチンは第二のベネズエラ」 ...

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《アルゼンチン大統領選》現職のマクリ苦戦で市場大荒れ=メルコスール合意にも暗雲=極右のブラジル、ボルソナロ大統領、左派台頭に露骨に嫌悪感

予備選勝利を支持者たちと祝うフェルナンデス氏(左)とキルチネル氏(FrenteDeTodos/media)  【既報関連】アルゼンチンで11日に行われた大統領選の予備選挙で、左派のアルベルト・フェルナンデス氏が47・66%を得票し、32・08%だった現職右派のマウリシオ・マクリ大統領に大差をつけたことで、12日のアルゼンチン市場 ...

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アルゼンチン大統領選=予備選でマクリが大敗=フェルナンデス氏に15%P差

 11日、アルゼンチンで大統領選の予備選が行われ、クリスチーナ前大統領が副候補でついたアルベルト・フェルナンデス氏が現職のマウリシオ・マクリ氏に予想以上の大差で圧勝した。12日付ブラジル国内紙、サイトが報じている。  アルゼンチンでは10月27日に大統領選の一次投票が行われるが、2カ月前に行われる予備選は、その行方を占う意味でも ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(137)

 DOPSへの根来氏の証言によると、会員数は2万人、支部が51あり、これには根来良太郎のアララクァーラ支部も入っている。渡真利氏はそれ以上の数を提出している。会員3万人、支部は64。これら支部はサンパウロ州全域に散らばっている。支部が一番集中しているのはマリリアとツッパンで、次にポンペイア。この三ヵ所だけで、臣道聯盟の会員は3万 ...

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東西南北

 11日は父の日で、ブラジルでは服役中の犯罪者の一部に外泊許可が出る。だが、この制度が何かと物議を醸しやすい。今年の場合は、アレッシャンドレ・ナルドーニ受刑囚(41)に外泊許可が出て、話題となっている。ナルドーニ受刑囚は2008年、離婚後も、週末には会うことのできた前妻との娘イザベラちゃん(当時5歳)を殺害した上、再婚相手と共謀 ...

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