コチア青年
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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎
自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(4)
ある早春の昼下がり。春雨に桜の花も散り、緑の若葉が清々しいある日のことであった。父と母は田んぼ、祖父母は桑畑に蚕の餌である桑の葉を採りに出かけて皆留守である。 表に自転車の音がした。郵便屋さんの様で
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県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱
県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第25回=ナタルにもいたコチア青年
ナタルでは珍しい60代の一世、野溝稔さん(のみぞみのる、68、長野県)は13歳の時、1961年にあるぜんちな丸で家族と共に渡伯した。「ナタルで一世は全部で10人いるかどうか」という。 最初はサンパウ
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日系社会ニュース
自伝小説「月のかけら」=筑紫橘郎、本日から開始
ペンネーム「筑紫橘郎」さん(本名=樋口四郎)が書いた自伝小説「月のかけら」を本日から掲載開始する。1935年に福岡県で生まれ、辛い戦中に子供時代を過ごし、1956年12月に「コチア青年」として渡伯し
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日系社会ニュース
■ひとマチ点描■ア・マッシャード最後の一世
以前、サンパウロ州アルバレス・マッシャードを訪れた際、松本一成(いっせい)さんが案内してくれた。コチア青年として1955年に移住、現在も農業を営む。 来年百周年を迎える伝統ある同地へ、最後に移住した
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県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱
県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第18回=世界から欧州に集まるメロン
やはり地元の松本カルロス幸夫さん(52、二世)にも話を聞くと、かつては450ヘクタールほどメロン栽培をしていたが、今は300だという。「9割が輸出。理想は輸出7割、国内3割だな」という。聞けばピラシ
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県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱
県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第15回=終わらないコロニアの戦後
パ紙1954年1月15日付も、桜組挺身隊が前年11月から南聖のペドロ・デ・トレード、イタリリー、アナディアス方面に現れ、《「無料帰国」をエサに相当額の金子を搾取しているとの情報がある》と報じた。 詳
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イベント情報
コチア三世訪日団を募集=正月日本へ、申込み9月まで
コチア青年連絡協議会(前田進会長)は『第4回三世訪日研修』を2016年12月28日〜17年1月21日(予定)に実施するにあたり、参加者を募集している。 日本各所を巡り、神戸移住センター見学、東京ディ
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県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱
県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第9回=セアラー唯一のコチア青年
同協会メンバーの桜庭セルソさん(61、二世)は20年前に仕事の関係でサンパウロ州から移り住んだ。ブラジル民謡協会の故桜庭喜太郎さんは伯父に当るという。「現在の会員は100家族ほど。多いときには運動会
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イベント情報
59年4月のあめりか丸=第39回同船者会、24日に
1959年4月23日にサントス港へ到着した移民船「あめりか丸」の『第39回同船者会』が、24日午前10時から宮城県人会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催される。会費
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