「日本とブラジル、2つの国は強い“絆 ”で繋がっています」――日系ブラジル人三世の宮城ユカリ・モニカさんは発表の最後にそう結んだ。静岡県庁、日本外務省、ブラジル静岡県人会が連携した初めての試み「ブラジル青少年派遣事業」。ジャパン・ハウス(JH)で約1週間研修を行った学生らは、最終日の24日午後3時に一般客向けに静岡県の紹介を行 ...
続きを読む »Free
農大会=創立50周年記念を7月に=総会と新年会に約50人集まる
ブラジル東京農大会(原島義弘会長)の「第40回定期総会」及び新年会が17日正午から、サンパウロ市サウーデ区の同会館で開催された。パラー州ベレンからもブラジル各地から約50人が集まり、創立50周年に向けた結束力を見せた。 農大会はブラジルにおける大学OB会の中で唯一法人登録されている。現在までに35人の留学生を送る等、母校との ...
続きを読む »「特産のマスカットを味わって」=ピラール農産展、来月15日から
高級ぶどう「ピラールマスカット」の産地で知られる聖南西ピラール・ド・スール市は、「第22回農産展」を来月15~17日の3日間、市内のシッコ・ミネイロ催事場(Av. Antonio Lacerda)で開催する。ピラール・ド・スル文化協会共催。入場無料。 毎年3万人以上が来場する大イベントだ。収穫期を迎えるピラールマスカットの直 ...
続きを読む »商工会議所=部会長シンポジューム28日に=ボルソナロ新政権の変化に期待
ブラジル日本商工会議所(土屋信司会頭)の総務委員会と企画戦略委員会が共催する恒例の「2019年業種別部会長シンポジューム」が今月28日午後1時から、インターコンチネンタルホテル(Rua Alameda Santos, 1123)で開催される。日ポ両語同時通訳つき。参加費無料。シンポ後の懇親会は80レ。 今年のテーマは「201 ...
続きを読む »■訃報■川田敏之さん
アマゾナス日系商工会議所元会頭でマナウス在住の川田敏之さんが、胸膜炎により23日に逝去した。享年88。 長崎県出身。59年6月にアクレ州キナリー植民地入植した。63年にトレーゼ・デ・セテンブロ植民地に移転し、その後、マナウスで野菜や果物の卸で生計を立てた。 87年設立されたアマゾナス日系商工会議所の立上げメンバーで、92年 ...
続きを読む »大耳小耳
在日ブラジル人向けコミュニティ雑誌「Alternativa」を2000年に創刊した田井博基リカルドさん(日伯友愛社長)の話が、日伯協会(三野哲治理事長、神戸所在)の機関紙『ブラジル』19年新年号に掲載されていた。インターナショナルプレスなど大手ポ語新聞が続々と印刷版から撤退してサイト中心になるなか、紙のポ語メディアとして続いて ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(19)
技術、技術、技術… 1952年、蚕糸業界は往年の活況を取り戻していた。 同年、ブラタク製糸の役員が改選され、社長=加藤好之、役員=井久保治、天野賢治、谷口章となった。従業員は344人、生糸は年産42・7㌧で、サンパウロ州の生糸生産の60㌫を占めていた。残りが橋本製糸や非日系の10社近くの合計分であった。 しかしブラタクは、 ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(56)
その年はまだ日が出ない暗いうちから、夜、闇に包まれ何も見えなくなるまで、みんな懸命に働いた。雨が棉の大敵だから急いで摘まなければならず、昼食の時間もなかった。そんなに懸命に働かねばならなかったのかというと、雨との競争だったからだ。収穫物の全部を失うことになりかねない。 次の収穫期には経済状態が少し楽になり、その時期に日雇い労 ...
続きを読む »元隠れキリシタンが作った保和会の役割
「保和会がもうなくなるかもしれない」―そんな噂を聞いて愕然とし、関係者を急いで探した。 保和会といえば、福岡県三井郡大刀洗町今村出身者で、元隠れキリシタンの青木家、平田家らが中心になって作った親睦会だ。1960~70年代には、平田ジョン進連邦下議の選挙応援で大活躍した。平田進の両親の出身地が今村だからだ。本田保神父の「保」と ...
続きを読む »《ベネズエラ情勢》運命の23日、援助物資は届くか?=マドゥーロがブラジルとの国境を封鎖=歩いて抜け道から越えた人も
【既報関連】独裁体制を敷くマドゥーロ大統領と、1月23日に暫定大統領就任を宣言したフアン・グアイド国民議会議長の2人の大統領がいる異常事態のベネズエラ。「2月23日には諸外国から援助物資が届く」とグアイド暫定大統領は宣言したが、それを阻止しようとマドゥーロ大統領が21日にブラジルとの国境封鎖宣言を行ったことで、ベネズエラとの緊 ...
続きを読む »