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7月 2018の記事一覧

《ブラジル》かつての世界7位の資産家、バチスタ氏裁判=贈賄などで禁固30年の判決=司法取引の不成立により=カブラウ元知事にも22年8カ月

エイケ・バチスタ氏(写真は昨年1月31日のもの・Fernando Frazao/Agencia Brasil)

エイケ・バチスタ氏(写真は昨年1月31日のもの・Fernando Frazao/Agencia Brasil)  かつて一世を風靡したブラジル人企業家で、2012年には米誌フォーブスに「総資産300億ドルで、世界第7位の資産家」とも紹介されたエイケ・バチスタ氏が3日、贈賄と資金洗浄の罪で、禁固30年、罰金5500万レアルの有罪判 ...

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《ブラジル》5月の工業生産11%減=トラックストの影響直撃!=貿易関係は徐々に回復

パラナグア港に集められた輸出用の乗用車(参考映像、Ivan Bueno)

パラナグア港に集められた輸出用の乗用車(参考映像、Ivan Bueno)  ブラジル地理統計院(IBGE)が4日、5月の工業生産は前月比10・9%減、昨年同月比6・6%減だったと発表。これにより、12カ月間続いていた前年同月比増の記録は途絶えたと、同日付現地紙サイトが報じた。  前月比10・9%という大幅な工業生産低下は、200 ...

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《ブラジル》下院憲政委=最高裁判事の単独判断に待った=「ADIは大法廷で審理」へ

 下院の憲政委員会(CCJ)は3日、最高裁の判事が単独で諸法令を判断し、「憲法理解に抵触する」などの理由で停止することを禁止する法案を承認したと、4日付現地各紙が報じた。  ブラジル司法界には、法律の制定または訂正が憲法に抵触していないかを最高裁が判断する、憲法違反直接訴訟(ADI)や、社会規範違反に関する意見書(ADPF)とい ...

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リオでも麻疹の患者発生=感染知らず多数の人と接触

 【既報関連】ベネズエラ人難民流入で、ロライマ州やアマゾナス州で麻疹(はしか)の流行が起き、約500人の患者発生が確認されているが、リオ州でも、同州連邦大学(UFRJ)の学生らが麻疹(はしか)に感染していた疑いが生じ、同校が予防接種キャンペーンを実施する事にしたと6、7日付G1サイトなどが報じた。  UFRJの学生で麻疹感染と診 ...

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《ブラジル》セルジオ・モロ判事=最高裁のトフォリ判事に恨み言=「モロ判事が誤り」の声も出る

 【既報関連】パラナ州連邦地裁でラヴァ・ジャット作戦を担当するセルジオ・モロ判事が3日、同判事自身が6月29日に出していた、ジョゼ・ジルセウ被告への電子足輪装着義務を取り消したと、4日付現地各紙が報じた。  これは、6月29日のモロ判事の決定を、最高裁のジアス・トフォリ判事が2日に「最高裁の決定に反している」とし、取り消すように ...

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東西南北

 サンパウロ州内陸部アラサリグアマ市で、6月8日に行方が分からなくなり、同月16日に行方不明現場から7キロほど離れた森の中で遺体となって発見されたヴィトーリアさん(12)。彼女に関する捜査で、麻薬密売人に7千アルの借りがある男が、「ヴィトーリアさんに外見が似た女兄弟がいる。麻薬密売人は、金を返さない人間への罰として家族を標的に危 ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(13)

 身辺警護をされる要人待遇にたとえて、気分転換をしてみたが、現実の惨めさには勝てなかった。坂道を下り終ると、すぐ目の前に火力発電所の大きな建物があった。その右側を通った隊列は、発電所の裏へ導かれた。低湿地帯で地面は凍てついていた。  発電所用の貯水池の土手を嵩上げする作業である。六〇〇人の捕虜たちは、土手を取り巻くように一列に並 ...

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ブラジルでも進む少子高齢化

 2日付フォーリャ紙の見出しに、「収容施設で生活している高齢者が増えている」とあり、改めて、ブラジルでも少子高齢化が進んでいる事を思い知らされた▼紹介されていたのは、州や市と契約を結んで高齢者を介護する機関だけの統計だ。2017年にそれらの施設に入所していた高齢者は6万939人で、2012年の4万5827人より33%増えたという ...

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イベント情報

EXPOSIÇÃO   EXPOSIÇÃO “TEMPLOS E MONUMENTOS HISTÓRICOS DO JAPÃO” Onde: InterContinental São Paulo (Alameda Santos 1123, Cerqueira Cesar) De 21/06 a 24/07/ ...

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《ブラジル》〃完璧な〃コーヒー豆はいくら?=通常価格の20倍の逸品も

輸出用の特別種の豆(Ji-Elle/Wikimedia Commons)

輸出用の特別種の豆(Ji-Elle/Wikimedia Commons)  ブラジルは世界有数のコーヒー生産国だが、近年の生産者は、高級品志向に傾いている。  〃完璧な〃コーヒーの生産に取り組んでいる一人は、ミナス・ジェライス州クリスチーナ在住のセバスチアン・アフォンソ・ダ・シウヴァ氏(56)だ。4カ所の農園でコーヒーを育て、年 ...

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